フクシマ ノリヒデ
  福嶌 敎偉
   所属   千里金蘭大学  看護学部 看護学科
   職種   教授
言語種別 英語
発行・発表の年月 1997/04
形態種別 研究論文
標題 (学術論文)英文・共著
The contribution of Na+/H+ exchange to ischemia-reperfusion injury after hypothermic cardioplegic arrest.
執筆形態 共著
掲載誌名 Ann Thorac Surg.
巻・号・頁 63(4),pp.1107-12
担当範囲 実験の補助
著者・共著者 Yamauchi T, Ichikawa H, Sawa Y, Fukushima N, Kagisaki K, Maeda K, Matsuda H, Shirakura R.
概要 Na+/H+交換は心筋の虚血再灌流障害の鍵となる機序と報告されているが、温度のNa+/H+交換への影響は検討されていない。Sodium-propionateで誘導されるラットの胸腺細胞の腫大をNa+/H+交換機能の指標として用いて、Langendorff灌流心でNa+/H+交換阻害効果をNa+/H+交換阻害薬のFR168888を用いて検討した。 17,22,及び27℃の低温下でも、胸腺細胞の浮腫を認めた。FR168888を虚血前に投与すると、細胞腫大は抑制された。以上から、17℃の低温下でもNa+/H+交換は行われており、低温心停止でも再灌流障害がおこることが示唆された。