イシバシ トモミ
  石橋 朋美
   所属   千里金蘭大学  栄養学部 栄養学科
   職種   講師
発表年月日 2007/06
発表テーマ 介護病棟におけるNCMの取り組み
会議名 第7回 日本健康・栄養システム学会学術集会
学会区分 全国学会
単独共同区分 単独
概要 [目的]NCMにおける多職種連携の情報提供・情報収集を重視し、患者の低栄養状態の改善とQOLの向上を目指す。[方法]①介護病棟担当栄養士の業務見直し②身体測定の継続性と多職種協働での実施③委員会の実施④電子カルテ・紙カルテでの情報共有 [考察]栄養管理業務の割合は、栄養ケア・マネジメント構築前の28.6%から、構築後半年後には44.9%へと時間配分を着実に増やすことが出来ている。身体測定では、多職種協働で取り組み、車椅子用体重計や膝高値など活用し、構築より半年後には、ほぼ全員に継続・実施できるようになった。低栄養状態のリスクへの大きな改善には至らないが、個人対応できたことでリスクを改善された方も少数例ではあるがおられた。これらの事より、患者様・家族様のQOLの向上がみられ、カンファレンスや身体測定の機会を通じ、多職種への栄養への理解も深まった。