イシバシ トモミ
  石橋 朋美
   所属   千里金蘭大学  栄養学部 栄養学科
   職種   講師
発表年月日 2016/12
発表テーマ デイケア利用者におけるTIME UP AND GO(TUG)の経過と食事との関係
会議名 第15回 日本栄養改善学会近畿支部学術集会
学会区分 全国学会
単独共同区分 共同
概要 [目的]デイケアでは、身体機能の回復を目的にリハビリテーションが実施される。機能回復には、発症からの時期やリハビリテーションの内容、本人の意欲なども関係するが、食事による栄養摂取も影響する。そこで本調査では、TUG改善と食事との関係について検討した。[考察]リハビリテーションの効果に関与する因子は複雑で、互いに関係しあっている。本調査は限定的ではあるが、食事の特徴として肉類の摂取頻度が高く、和食因子得点が低いという傾向がみられた。サルコペニア予防においても肉類の摂取が推奨されている。高齢者はさっぱりとした食事を好みがちであるが、肉類を意識的に取り入れる重要性や在宅でも実現可能な食事ケアに関する情報提供が必要であると考える。今後、より詳細な食事調査や嗜好との関係を筋力の実測も合わせて調査したい。