ウエヤマ ナオミ
  上山 直美
   所属   千里金蘭大学  看護学部 看護学科
   職種   教授
発表年月日 2009/08
発表テーマ Perception of Domestic Violence among nursing Students - Based on the Concept of reproductive Health/Rights –(和訳)看護学生のドメスティック・バイオレンスの認識―リプロダクティブ・ヘルスの観点から―
会議名 1ST China - Japan – Korea Academic Exchange Conference on Nursing Thesis Compilation,2009
学会区分 全国学会
単独共同区分 共同
開催地名 北京
発表者・共同発表者 共同発表者:上山直美, 中馬成子,小泉俊寿、 内山和美
概要 ジエンダーの視点の導入と学生の生き方や生きる力の形成の一助となることをねらいとして、看護大学生92人の講義内で視聴したドメスティック・バイオレンス教材の感想を自由記載させたものを分析した。その結果、①『DVに対する支援・対策』、②『加害者におけるDVの要因』、③『DVの実態に対する思い』、④『被害者におけるDV被害の要因』、⑤『加害者によるDV行為への思い』、⑥『DVに対する疑問』、⑦『DV防止の願望』、⑧被害者の苦痛、⑨『DVの性質・構造・要素』、⑩『被害者にとってほしい行動』、⑪『愛することの意味』、⑫『被害者の立場に立った思い・考え』、⑬『被害者の気持ちの理解』が抽出された。これらから、学生はドメスティック・バイオレンスの本質を捉えながら、被害者である女性を支援し保護することを考え、暴力に対して非難する立場をとっていた。そして、人を愛することの意味を考え、女性の権利について、被害者および加害者の立場に立って客観的に思考していることが明らかになった。
本人担当部分:研究代表者として研究計画、データ収集、データ分析と考察、発表原稿作成を担当