研究業績
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オカムラ ナオキ
Naoki Okamura
岡村 直樹 所属 神学部 総合神学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2008/03 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
標題 | 米国の日本人留学生の宗教観の変化に関する質的研究 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | キリストと世界 |
出版社・発行元 | 東京基督教大学 |
巻・号・頁 | (18),87-102頁 |
著者・共著者 | 岡村直樹 |
概要 | キリスト教のバックグラウンドを持たない日本人大学生が、どのような経緯で米国において信仰を告白するに至ったかを、彼らの中学、高校時代の宗教観との対比を含めた心理学的質的研究(グラウンデッドセオリー)を用いて推論する論文。研究対象者の異文化体験の中で起こった、ポジティブな人格的出会いが、彼らの宗教的回心に最も大きな影響を与えたことが、結論の中心点となる。本研究は、宗教心理学者Lewis R. Ramboと John Lofland の宗教回心論、James Fowlerの信仰発達論を、データ分析の理論的根拠として用い、異文化体験を通して起こる、日本人の若者の宗教観の変化に着目したものである。また研究結果の実践神学的有用性の可能性についても検証が成されている。 |