研究業績
|
キウチノブヨシ
Nobuyoshi Kiuchi
木内 伸嘉 所属 神学部 総合神学科 職種 特別教授 |
|
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1991/12 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
査読 | 査読あり |
標題 | いけにえとしての「砕かれた心」(詩51:18-19、21) |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | EXEGETICA |
出版社・発行元 | 旧約釈義研究会 |
巻・号・頁 | (2),1-34頁 |
著者・共著者 | 木内伸嘉 |
概要 | 詩篇51篇18–19節はしばしば、いけにえの否定に言及したもので21節の肯定的な言明と整合しないと言われてきた。本研究は、18節の動詞 natan が礼拝行為を語るものではないこと、いけにえ理解の諸問題などを論じ、いけにえによっては解決しないと言いながら、いけにえ自体を否定せず、その象徴的な意味を深化させていることを指摘する。一貫して詩人が求めているのは救いにおける神のイニシアティブであると結論づけている。 |