研究業績
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キウチノブヨシ
Nobuyoshi Kiuchi
木内 伸嘉 所属 神学部 総合神学科 職種 特別教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1999/12 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
査読 | 査読あり |
標題 | 「聖潔法律集」の存在について |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | エクセゲティカ |
巻・号・頁 | (10),33-64頁 |
著者・共著者 | 木内伸嘉 |
概要 | 一般にレビ記(17)18–26章は‘holiness code’と称され、1–16章とは別の背景をもつものとされてきた。確かに、文体、神学の点で相違はあるが、論文の前半では、別々の資料を想定するほどの根拠があるかどうかを検証している。特に、現代的な「倫理的vs.祭儀的」といった区別は作為的でふさわしくないと論じられる。後半では、近年、M.Douglas によって提案された‘ring structure’を検証し、その不整合な点が指摘される。それに代わり、11–26章をA—B—A'—B'という構造で見ることが提案されている。 |