研究業績
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キウチノブヨシ
Nobuyoshi Kiuchi
木内 伸嘉 所属 神学部 総合神学科 職種 特別教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2004/12 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
査読 | 査読あり |
標題 | 訳語「和解のいけにえ」再考 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | エクセゲティカ |
巻・号・頁 | (15),29-41頁 |
著者・共著者 | 木内伸嘉 |
概要 | 「酬恩祭」「和解のいけにえ」と訳されてきたヘブライ語 shelamim は、レビ記3章に規定されるが、このいけにえの機能の観点からこれらの訳語の妥当性を批判的に検討した。このいけにえの特徴は、脂肪を燃やすことと献げた後の食事に特徴がある。このことから、「交わり」を意味する訳語が考えられるべきであると。ただし、脂肪を燃やすことは、礼拝者の自己中心性を滅却することを象徴したものと考えられるので、そのことを踏まえた「交わり」との理解が必要である。 |