研究業績
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キウチノブヨシ
Nobuyoshi Kiuchi
木内 伸嘉 所属 神学部 総合神学科 職種 特別教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2005/12 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
査読 | 査読あり |
標題 | レビ記におけるいくつかの小辞 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | エクセゲティカ |
巻・号・頁 | (16),27-43頁 |
著者・共著者 | 木内伸嘉 |
概要 | 本論考は、ヘブライ語の「小辞」(particles) である冠詞、前置詞 ke,および接続詞 waw の用法を、特にレビ記において論じたものである。(1) 冠詞に関してはレビ記4章3節の「油そそがれた祭司」が大祭司であるかどうかが問題となってきたが、その可能性が否定される。(2)「〜のように」を表す前置詞 ke は、類似を表す場合と完全な同等性を表す場合があり、文脈によってそのことを加味した翻訳が求められることが論じられる。(3) 接続詞 waw は、‘and’の他に‘or’という意味もあるが、‘or’を意味するうもうひとつの小辞‘o と区別する必要があることが例証されている。 |