研究業績
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キウチノブヨシ
Nobuyoshi Kiuchi
木内 伸嘉 所属 神学部 総合神学科 職種 特別教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2001/01 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
査読 | 査読あり |
標題 | ☆A Paradox of the Skin Disease |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | Zeitschrift für die alttestamentliche Wissenschaft |
巻・号・頁 | (113),505-514頁 |
著者・共著者 | 木内伸嘉 |
概要 | レビ記13章の皮膚病についての規定は、これまでほとんど病理学的な視点から見られてきた。しかし、この視点では、12節以下の内容が十分に説明されないだけでなく、一体、なぜ、この特殊な病気が「汚れ」とされているのか説明がつかない。本論は、この章の規定が教育的な意図をもって、人間の「罪性」を教えるために、罪の性質と現れとを語るうえで最適な病気が選ばれたことを提案している。とりわけ、いくつかの罪の特徴には、人間が自分自身の罪深さを隠す性質があることが、皮膚病の「汚れ」から強調されている。 |