研究業績
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オカムラ ナオキ
Naoki Okamura
岡村 直樹 所属 神学部 総合神学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2010/03 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
標題 | クリスチャンユースの信仰成長に関するグラウンデッドセオリーを用いた質的研究 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | キリスト教教育論集 |
出版社・発行元 | 日本キリスト教教育学会 |
巻・号・頁 | (18),1-16頁 |
著者・共著者 | 岡村直樹 |
概要 | 価値観の多様化が加速する現代社会に生きるクリスチャンユースの宗教心の成長過程と、そのメカニズムの解明を、質的研究の一方法であるグラウンデットセオリーを用いて試み、それに基づいたキリスト教会やキリスト教系教育機関における宗教教育のあり方を考察した研究である。本研究に参加し若者への調査を通して、彼ら自らが定義するユース期の宗教的成長は、他のクリスチャンユースとの出会いが引き金となり、「居場所」や「たまり場」というキーワードによって説明される、安全で心地よい場所において起こるということが明らかとなった。発達心理学者のエリクソンの主張する、思春期における発達課題と、それに必要な心理的モラトリアムのアプローチが、キリスト教の信仰を持つ若者にとっても非常に重要であることが証明された研究でもある。 |