キウチノブヨシ   Nobuyoshi Kiuchi
  木内 伸嘉
   所属   神学部 総合神学科
   職種   特別教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2002/12
形態種別 研究論文(学術雑誌)
査読 査読あり
標題 レビラート婚をめぐる救済観
執筆形態 単著
掲載誌名 エクセゲティカ
巻・号・頁 (13),21-45頁
著者・共著者 木内伸嘉
概要 申命記25章5–8節のいわゆるレビラート婚の制度は、レビ記18章16節の近親相姦の禁止やルツ記におけるレビラート婚の実際とどのように整合しているのかを整理し、その中から「救済」という概念が多様な側面をもつことを論じている。レビ記の律法が子孫を残さないという余地を想定していないのに対し、申命記はそのような現実を想定する。他方、ルツ記では、申命記律法とは子細において異なるとも、それ以上に「信仰」の道が前面に出ていると見ることができる。