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    (最終更新日:2023-12-01 14:24:19)
  ソ ユジン   Yujin Seo
  徐 有珍
   所属   神学部 総合神学科
   職種   准教授
■ 専門分野
キリスト教教育学 (キーワード:キリスト教教育、宗教教育学、ナラティブを用いた宗教教育、グラウンデッド・セオリー) 
■ 所属学会
1. 2016~ 日本カトリック教育学会
2. 2014~ 日本仏教教育学会
3. 2013~ 宗教心理学研究会
4. 2013~ 日本キリスト教教育学会
■ 学歴
1. 2014/04~2017/03 東京基督教大学大学院 神学研究科 神学専攻 博士課程修了 博士(Ph.D.)
2. 2012/04~2014/03 東京基督教大学 神学研究科 神学専攻 修士課程修了 修士(M.A.)
3. 2009/04~2012/03 東京基督教大学 神学部 神学科 卒業 学士(B.A.)
■ 職歴
1. 2021/04~ 東京基督教大学 神学部 総合神学科 准教授
2. 2017/04~2021/03 東京基督教大学 神学部 神学科 助教
3. 2015/04~2017/03 東京基督教大学 神学部 非常勤教員
■ メールアドレス
  kyoin_mail
■ 科研費研究者番号
90771337
■ R&R 研究者コード
7000022631
■ 主要担当科目
キリスト教教育、心理学、地域文化論(韓国)、韓国語
■ 担当授業と指導内容
1. 2020
キリスト教教育 Ⅰ、Ⅱ
2. 2020
心理学 Ⅰ、Ⅱ
3. 2020
こころとからだの仕組み Ⅱ
4. 2020
地域研究入門
5. 2020
地域文化論 Ⅱ(韓国)
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■ 教育理念と目標
1. 2020
東京基督教大学の建学の精神に則りつつ、教授内容を熟知しているだけではなく、教育対象者を理解し、励まし、さらにその人のために祈ることを重視しつつ、教育に従事すること。
■ 教育の方法論
1. 2020
聖書信仰に根ざしつつ、誤りのない神の言葉とその理解に向けられる情熱と、同等の情熱を教育の方法論に対しても向けること。具体的には、キリストに習いつつ、様々な教育方法を用いる中で、学修者の主体的学修参加を促し、彼らの必要に目を向けた教育を展開すること。
■ 学生による評価の結果
1. 2020
「教会学校の子どもやキャンプに来る子どもに対して、実践的な教育を学べた。授業を聞いていると、実際に実践したくなった。次世代の教会の子どもを育てるために大切なこと(教師としての心がけ、行動で示す、教育方法、生徒との関わり方)を学べた。授業がわかりやすく理解できた。」
「ボキャブラリーが増えたことで、会話の幅が広がった。」
2. 2019
「キリスト教教育Ⅰの授業をとおして、みことばを語ることにおいてどのように語るのかという方法の重要性を学びました。また、みことばを学ぶことにおいて教会の交わりの中で建徳に心がけ、ともに成長していくという視点の大切さを教えられました。授業では、学期全体でもその日の授業でも、進み方と目標が明確に提示されわかりやすかったです。また、パワーポイントをまとめたプリントを配布していただき助かりました。さらに、グループ発表やシェアタイムなどで、他の学科ではここまでは難しいと思われる、他の学生自身の信仰やこれまでの歩みなども分かち合うことができ、多くを教えられました。 」
「お互いのプレゼンを見て、評価し合ったりする時間がとても有意義でした。映画を鑑賞する授業など、学生のペースに合わせたカリキュラムが良かったです。」
「様々なアクティビティに挑戦する機会が与えられて、さらに学年の隔てなく関われたのが楽しかった。」

「入学前から、一番学びたいことが韓国語だったので、期待値マックスで受講しましたが、期待を超えて充実した授業でした。独学で勉強していたものや予習・復習のおかげで、比較的楽に進めることができたと思います。だからと言って、することがないわけじゃなく、きちんと取り組める授業だったと思います。」
「生徒の気持ちをよく理解してくれる先生なので、積極的に発言や意見を述べることができ、とても楽しく気軽く授業を受けることができました。」
「履修前と比べて、韓国語能力がかなり上がった。」
「韓国語をちゃんと学べました。先生の授業はわかりやすく、学習の仕方やスピード、難易度が本当に丁度良かったです。」
「韓国語に更に興味が沸いた。」
3. 2018
「実践にとても用いることができる内容で、教える立場としての姿勢、情熱、知識、理論を自分はできているのかと振り返り、反省点を改善していこうと思わされた。また、キリスト教教育の観点から聖書を見ると捉え方がこんなに違うのかと、視点によって聖書のとらえ方が変わることにも気づくことができた。」
「教会学校において、自分はどのように子供たちと関わっていくことができるか改めて考えることができました。」
「レジメが分かりやすくて復習しやすかったです。」
「普段はあまり考えない教育について考える時間になりました。」
「クリエイティブな発想が身につきました。キリスト教教育において、聖書の言葉だけが重要なのではなく、福音のためにあらゆる方法が取れることを知れました。」
「新たな視点でキリスト教教育を学べた。」
「映画の感想において、先生からのみんなへのアドバイスの時に、今の自分に先生が言っていることが当てはまりすぎて、本当に感動して泣いてしまいました。アドバイスをありがとうございました!この授業を取って、もっと人に何かを教える立場に魅力を感じました。」
「キリスト教教育の重要性を確認することができた。また、その内容について、特に伝え方について理解を深めることができ、すぐに実践に生かすことができる学びとなった点。発表では、クラスメートの賜物、多様性を知る機会となり、良い学びとなった。特に朗読会が良かった。」
「朗読会では自分がユースに伝えたいことをじっくり考えることができ、教える対象の立場に立って考えることができたのでとてもいいカリキュラムだと思った。」
「教育学をキリスト教的観点で見ることができてとても良かったです。最後のナラティブメゾットはとても勉強になりました。」
「先生からのフィードバックが的確で十分にされていて、学びが豊かになったと思います。ありがとうございました。」

「Webドラマや映画を見たり、韓国の伝統ゲームを体験することもでき、楽しみながら韓国文化を学ぶことができたので良かったです。」
「教科書に載っているもの以外の単語などを学ぶことができた。」
「とても楽しく韓国語を勉強できました。韓国が好きになりました。」
「基礎的な部分が伸びた気がします。」
4. 2017
「この授業が、キリスト教教育をしっかり考えるきっかけとなり、これまで自分が教会で受けてきたキリスト教教育を見直し、これからのキリスト教教育を展望する良い時となった。」
「講義を聞くだけでなく、エッセイを書く、グループでシェアリングやディスカッションをする、相互評価する、自己評価するなど、多様な教育手段が用いられていたので、主体的に学ぶことができたと思います。このクラスを導いてくださった先生のお働きに感謝いたします。ありがとうございました。」
「教会学校だけでなく、教会全体での教育について学び、将来の働きに活かしていきたいと思える学びができた。」
「自分のことを考え知ることができ、教育者の立場と学ぶ者の立場からみて考えることができた。」
「キリスト教教育についての今までのイメージから大きく広がった。これから、まさに今からどのように実践して行けば良いかが分かってきた。」
「ただキリスト教を宣教するのではなく、キリスト教に基づいて教育を行うという新たな視点を得られました。良い学びになったと思います。」
「教会で適用できることが具体的に知れたのでよかった。」
「たくさんの理論を学べて、キリスト教教育者としての土台を築けたことがよかった。エッセイを通して自分の意見をまとめていくことができたのもよかった。いろんな人と教育を語れたのもよかった。」

「I really enjoyed learning Korean, and I appreciated that the teacher would always teach us the pronunciations of the words and have us repeat after her. I also was happy that she encouraged us to watch Korean TV, because that is how I started learning Japanese and I think it will be very helpful for the students.」
「初めて韓国語に触れて、新しい言語を学ぶ大変さが身にしみましたが、楽しく授業を進めていただいたので、無事に終わることができました。韓国語をさらに勉強したい!と思えたので、履修してよかったです。」
「韓国語を学ぶだけではなく、韓国の文化も学ぶことができました。」
■ 教育活動の自己評価と目標設定
1. 2020
春学期は全面ZOOM授業という全く新しい授業形態に取り組んだ。ZOOMを用いたオンライン対面授業と同時にオンデマンド授業を実施し、以前よりも時間を多くかけて授業準備に取り組んだ。秋学期以降も、オンラインによってもたらされる学生との距離を埋める努力を継続したい。
2. 2019
新任教員3年目で、今までの学生評価や教員評価から頂いた内容を参考しつつ、学生とともにより良い授業を作り上げていきたいと願っている。
3. 2018
新任教員として、教育経験が限られている中、学生や教職員からの助けも受けつつ、無事1年目を終えることができたことを心から神に感謝している。1年目を振り返りつつ、2年目は、さらに多くの学生の主体性と積極性を引き出す教育をしなくてはならないと感じている。学生のために祈り、彼らを励ましつつ、専任教員としての働きを全うしたい。
4. 2017
学校の教育理念に従いつつ、学生とコミュニケーションを取りながら良い授業を提供するために頑張りたい。
■ 教育活動の改善目標
1. 2020
専任就任4年目を迎え、担当のクラス(地域文化論II:韓国)も増えた。オンライン授業が今後どれほど継続するかは見通すことは難しいが、春学期の学生アンケート調査の結果を受け、学生の能動性と協同を励ます授業を作っていきたい。
2. 2019
毎年、授業内容を更新して、より現場で必要な知識やスキルを学べる授業にしていこうと思っている。
現実とかけ離れたキリスト教教育ではなく、実際に学生たちが直面している問題や社会問題に積極的に触れることができる授業を提供したい。
3. 2018
パワーポイントを用いているクラスでは、その仕上がりの精度を上げ、見やすい、読みやすい、覚えやすいスクリーンを目指す。また、授業と課題と、さらにはアクティブラーニングの方法を用いたグループワークをより効果的に配置し、授業内容をさらに改善していきたい。
■ 著書・論文
1. その他 宗教系大学の初年次における「いのちの教育」とその課題 日本仏教教育学研究 (28),160-166頁 (共著) 2020/03
2. 論文  同性愛に関するクリスチャンの若者の意見形成と、彼らへのアプローチのありかたに関する研究 東京基督教大学紀要 (30),30-55頁 (共著) 2020/03
3. その他 宗教系学校の保育者養成における「資質」と「能力」の課題 日本仏教教育学研究 (27),156-161頁 (共著) 2019/03
4. 論文  韓国籍を持つ東京基督教大学生の学校生活に関する質的研究 キリストと世界 (29),99-123頁 (単著) 2019/03Link
5. その他 キリスト教主義学校の保育者養成プログラムにおける保育者の「資質」に関する教育的取り組みの調査とその分析  (27),13-27頁 (共著) 2019/03
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■ 学会発表
1. 2018/10/27 宗教系学校の保育者養成における「資質」と「能力」の課題(日本仏教教育学会第27回学術大会)
2. 2018/09/08 『保育者の資質』とキリスト教主義学校の保育者養成プログラムの取り組み(日本カトリック教育学会第42回全国大会)
3. 2018/06/23 キリスト教主義学校の保育者養成プログラムにおける『保育者の資質』に関する教育的取り組みの調査とその分析(日本キリスト教教育第30回学会大会)
4. 2017/12/02 宗教系大学による保育者の資質に関する取り組み(日本仏教教育学会第26回学術大会)
5. 2016/12/03 宗教教育におけるアクティブ・ラーニングの方法と有用性(日本仏教教育学会第25回学術大会)
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■ 研究課題・受託研究・科研費
1. 2018/05~2019/04  2018年度東京基督教大学学長裁量経費プロジェクト「韓国籍を持つTCU生の信仰と学び、そして生活に関する質的研究」(個人研究) その他の補助金・助成金 
2. 2017/06~2018/06  2017キリスト教学校教育同盟キリスト教学校教育振興助成研究「保育者の資質に関する教育的取り組み」(共同研究者)、岡村直樹氏(TCU)小山顕氏(清和短期大学)岩坂二規氏(関西学院大学) その他の補助金・助成金 
■ 受賞学術賞
1. 2014/03 東京基督教大学大学院 優秀論文賞受賞(修士学位論文) (宗教教育におけるナラティブ・メソッドの実践と効果に関する質的研究)
■ 研究業績の自己評価と目標設定
1. 2020
まだ年度途中であるが、現時点で論文掲載2本を達成することができた。『同性愛に関するクリスチャンの若者の意見形成』(共著)では、TCUの大学院生とのコラボが実現し、研究の裾野を広げることが出来て感謝である。コロナで学会大会が軒並み中止となっているが、良い論文の作成を継続していきたい。
2. 2019
昨年の目標であった論文掲載3本を達成することができた。『異文化理解の学びに関する教育効果の検証』(単著)では、韓国人留学生を対象にした研究を実施し、彼らの声を大学に届けることが出来たことが感謝である。次年度も続けて論文掲載3本を目指して良い研究を継続したい。
3. 2018
昨年から今年にかけて、この1年間で、論文掲載3本、学会発表2回、外部研究補助金の獲得と、まずまずの結果を残せたことを神に感謝している。2018年度は、さらなる外部研究補助金の獲得を目指しつつ、論文の執筆に力を入れ、論文出版3本と学会発表3回を目指して研究に邁進したい。
■ 大学運営の自己評価と目標設定
1. 2020
コロナの影響で対面の機会が減ったが、オンラインのミーティングを用いることで、対外的な活動の機会は増えたのではないかと感じている。春学期にはZOOMでの学校訪問の機会があり、良い手応えを感じた。今後もこのような活動に積極的に取り組みたい。
2. 2019
本年度は同盟西大寺教会のチャーチスクールでの模擬授業を実施することができた。対象となった中学生と高校生から自分自身が多くを学ぶことが出来感謝である。来年度も積極的に学生募集の働きに努めたい。
3. 2018
教員一年生としてできることは限られていたが、韓国語パンフレットの作成や、チャペル通訳、教会における学生募集のアピールをすることができた。次年度も、機会があれば、積極的に学生募集のアピール等に従事したい。