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    (最終更新日:2024-03-21 08:50:40)
  ヤナギサワ ミワコ   Miwako Yanagisawa
  柳沢 美和子
   所属   神学部 総合神学科
   職種   准教授
■ 専門分野
日本語教育, 外国語教育 (キーワード:日本語教育、社会言語学、留学生教育、国際教育) 
■ 所属学会
1. 2021/09~ 日本国際教育学会Link
2. 2021/06~ 異文化間教育学会Link
3. 2016/04~ 留学生教育学会Link
4. 2015/04~ NPO多言語多読
■ 学歴
1. 1995/08~2004/12 ハワイ大学 東アジア言語学科 博士課程修了 Ph.D. in East Asian Languages and Literatures (Japanese)
2. 1990/08~1994/05 ジョージタウン大学 言語学科 修士課程修了 MS in Applied Linguistics
■ 職歴
1. 2021/04~ 東京基督教大学 神学部 総合神学科 准教授
2. 2007/04~2021/03 東京基督教大学 神学部 国際キリスト教福祉学科 准教授
3. 2005/04~2007/03 東京基督教大学 神学部 国際キリスト教学科 助教授
4. 2000/04~2005/03 東京基督教大学 神学部 国際キリスト教学科 講師
■ メールアドレス
  kyoin_mail
■ 科研費研究者番号
10327223
■ R&R 研究者コード
1000316221
■ 担当授業と指導内容
1. 2023
Elementary Japanese and Culture I, II, III、Advanced Japanese and Culture I, II, III, 言語学、日本語教育、Great Books II: Japanese Literature
2. 2022
Elementary Japanese and Culture I, II, III、Advanced Japanese and Culture I, II, III, 言語学、日本語教育
3. 2021
Elementary Japanese and Culture I, II, III、Advanced Japanese and Culture I, II, III, 言語学、日本語教育
4. 2020
Elementary Japanese and Culture I, II, III、Advanced Japanese and Culture I, II, III, 言語学、日本語教育
5. 2019
Elementary Japanese and Culture I, II, III、Advanced Japanese and Culture I, II, III, 言語学、英語通訳法
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■ 教育理念と目標
1. 2023
教師は学ぶ側を助ける存在。助け手として最善のものを最善の方法で提供することにより、学ぶ側に仕える。
■ 教育の方法論
1. 2023
助け手として学生に最善を提供するべく、準備にはベストを尽くしますが、その後は学生に自ら考え、自立して行く姿勢を促しています。
■ 学生による評価の結果
1. 2023
・良かった点
It was a great foundational level for learning Japanese. I thought the content was great and the pace was also good, especially given that the class had different levels of understanding amongst the students. Sensei really approached the class with love, care, grace, and patience, which is something that I really appreciated, as my Japanese was towards the bottom of the class. This made me feel empowered to give it my best shot. [初級日本語]

・改善点
The only comment I would make for this class, and I am also guilty of this too, is if there was some more "firmness" on late arrival (i.e. a penalty) ..these international students need to learn these life skills of being punctual, .. and being honouring of peoples times, because the reality is, once they graduate and hit the real world, the level of grace given at TCU won't be given in the real world. I think maybe an attendance requirement in the marking system should be incorporated and a mark deducted for lateness. Apart from this, everything about this class is fantastic.[初級日本語]
2. 2022
・ 良かった点
[This course] makes me want to learn more about Japan and gives me the motivation to learn Japanese more. [初級日本語]

・ 改善点
No comments. Good class. Having more up to date material I would say. [初級日本語]
3. 2021
・ 良かった点 
The interactions and guide from sensei have helped me to not be as afraid to learn a new language.[初級日本語]  異文化福音宣教において重要な学問であることがわかった。[言語学] 教育の根本的なことを学ぶことができた。 教育者として学び手の必要を考えるいい機会となった。[日本語教育]
4. 2020
・ 良かった点     The professor is very supportive, patient, and encouraging at at all times.  [初級日本語] 言語学の可能性と重要性を感じた。宣教師の話を聞くこともでき、有意義であった。[言語学]

・ 改善点  もっと早いペースで進めても学生はついて来られるし、より集中できると思います。ありがとうございました。 [言語学]
5. 2019
・ 良かった点  The professor exercises extreme patience and support in the learning process of students.  [初級日本語] 言語学の大切さを学びました。授業が息苦しくない。 [言語学]
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■ 教育活動の自己評価と目標設定
1. 2023
完全対面になり、以前のペースに戻りました。初級日本語、秋学期2つに分けましたが、初めに学生が自主的に「試行・選択」してくれ、良かったです。上級日本語も日本語環境にいるメリットを活かして、確実に力をつけています。日本語教育は活発に反応できる良いグループ、言語学は初めて神学科の4年生のみのクラス、ウィクリフのゲストの先生方のご講義を含め、それぞれ良いものを得てくれました。Great Books (Japanese literature) はよくついて来て、文学作品を読む楽しさ・国際共修の醍醐味を十分に経験してくれました。
2. 2022
初級日本語は2学期のオンラインに続いて初めての対面でしたが、最後に実施したJLPTの模擬テストは全員合格。日本語教育は、コロナの影響で授業見学が急遽オンラインになるなど、柔軟な対応が必要でしたが、よく学んでくれました。言語学は、初めての試みとして、日本語教育能力試験(聴解)を応用に取り入れましたが、よくついて来てくれました。
3. 2021
今年度も春学期部分的な対面を除きオンラインになりました。昨年度と同様、遠方の外部講師の方をお招きできた一方、海外のネット環境が不安定で、授業の内容を変更せざるを得ない時もあり、全ての学生に教育環境を平等に提供する難しさを改めて思わされています。
4. 2020
全科目オンラインになり、オンラインに必要な準備に追われた一方、遠方にいらっしゃるゲストスピーカーを遠隔でお呼びするなど、オンラインの利点を学ぶことができました。春の上級日本語は、遠隔だと最初は動機付けが難しかったようです。
5. 2019
言語学は10人ほどでしたが、ほぼ全員がよく学んでくれたと思います。受講人数の関係で今年度は日本語教育の代わりに英語通訳法を開講、難しかったようですがよく頑張ってくれました。初級・上級日本語共々個々人がよく学び、良いクラスになりました。
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■ 教育活動の改善目標
1. 2023
初めてGreat Books (Japanese Literature)を担当。今年度は1人でやらせて頂きますが、ショート先生から学んだことを活かして、読書と日英協働の醍醐味を十分に経験してもらえればと思います。
2. 2022
対面に本格的に戻りつつ、短期留学生の受け入れも再開する一方、コロナの制限はまだある中で最善のものを提供し、最大限に学んでもらいたいと思います。
3. 2021
今年度は対面に戻りつつありますが、オンラインで学んだことを活かして更に良い授業を提供して行きたいと思います。
4. 2020
来年度も遠隔授業が続くので、続けて質の良い遠隔授業の提供と、受講する学生の励ましを心がけて行きたいと思います。
5. 2019
言語学は学んだことの応用を助けるために、ウィクリフの先生方からお話を聞く時間を増やそうと考えています。
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■ 著書・論文
1. 論文  スーパーグローバル大学の英語学士課程における日本語教育の現状 キリストと世界 (34),55-68頁 (単著) 2024/03
2. 論文  日本語教育を通したグローバル人材育成 – スーパーグローバル大学の英語学士プログラムにおける日本語教育の現状 – 留学交流 (118),11-22頁 (単著) 2021/01Link
3. 論文  なぜ日本で英語「で」学ぶのか - 日本における英語による学位プログラムの意義と可能性についての一考察 『キリストと世界』 (29),124-136頁 (単著) 2019/03Link
4. 論文  他者をつなぐとりなし手」を育てる: 留学生教育における日本語教育の役割 キリストと世界 (22),114-124頁 (単著) 2012/03Link
5. 論文  Exploring the Process of Second-language Socialization Processes and Process-orientation in Foreign Language Teaching and Learning pp.319-334 (単著) 2011/10Link
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■ 学会発表
1. 2022/12/02 Japanese Language Education in Japan’s English-based Degree Programs in the 21st Century(The 9th Center for Language Studies International Conference (CLaSIC 2022))
2. 2021/08/21 SGU英語学士課程における日本語教育の現状(留学生教育学会 第26回年次大会)
3. 2017/08/06 Exploring the Possibility of JSL/JFL Extensive Reading from the Second Language Socialization Perspective(The Fourth World Congress in Extensive Reading)
4. 2016/08/27 「読解」ではなくて「読書」: 「第二言語における社会化」の視点から日本語教育における多読の可能性を考える(留学生教育学会・2016年度研究大会)
5. 2014/12/04 Exploring Potential Contributions of Japanese Extensive Reading to JSL/JFL Education(The Six Center for Language Studies International Conference (CLaSIC 2014))
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■ 講師・講演
1. 2010/09 社会言語学的見地から日本語の特徴を考える (通訳の視点から) [日本ウィクリフ聖書翻訳協会・異文化宣教セミナー](軽井沢)
2. 2007/03 社会言語学的見地から日本語の特徴を考える [シンガポール日本語教師の会・シンガポール国立大学]
3. 2007/02 How does discourse analysis help language pedagogy? [Seminar at the Center for Language Studies, National University of Singapore]
■ その他の研究活動(研究会等)
1. 2011
査読
For Electronic Journal of Foreign Language Teaching http://e-flt.nus.edu.sg Centre for Language Studies
(National University of Singapore)
2. 2008
査読
For Electronic Journal of Foreign Language Teaching http://e-flt.nus.edu.sg Centre for Language Studies
(National University of Singapore)
3. 2007
査読
For Electronic Journal of Foreign Language Teaching http://e-flt.nus.edu.sg Centre for Language Studies
(National University of Singapore)
4. 2006
査読
For Electronic Journal of Foreign Language Teaching http://e-flt.nus.edu.sg Centre for Language Studies
(National University of Singapore)
■ 研究課題・受託研究・科研費
1. 2019/04~2022/03  英語による学位プログラムにおける日本語教育の現状と日本で学ぶ意義についての研究 基盤研究(c) 
■ 受賞学術賞
1. 2019/08 東京基督教大学 教育研究優秀教員表彰 (科研費基盤研究(c)採択による)
■ 研究業績の自己評価と目標設定
1. 2023
日本の英語学士課程の日本語教育プログラムが移行期にあるという科研の最終報告を紀要に掲載。近隣の小学校で日本語指導(ボランティア)の機会を頂き、外国にルーツを持つ生徒の日本語学習についてのリサーチを開始。
2. 2022
科研の最終年度。これまでの調査結果を12月にシンガポール国立大学の学会で発表。最終報告を紀要に投稿予定。
3. 2021
科研リサーチは対象校にインタビューと自己評価を実施、分析結果を留学生教育学会で発表。加筆したものを所属学会紀要に投稿予定。
4. 2020
科研のリサーチは今年度は類型化を試み、調査結果は2021年1月日本学生支援機構刊行の『留学交流』に掲載された。
5. 2019
科研に採用。英語学士プログラムの日本語教育について、一般に公開されている資料からデータを収集。体系化、拡充、多角化が進みつつある現状を確認。調査結果を紀要に掲載。
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