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    (最終更新日:2024-05-04 15:41:13)
  イノウエ タカシ   Takashi Inoue
  井上 貴詞
   所属   神学部 総合神学科
   職種   教授
■ 専門分野
高齢者ケアマネジメント, 教会と福祉のミニストリー (キーワード:キリスト教会と福祉実践、ケアマネジメント、福祉の人材育成、非正規滞在外国人問題) 
■ 所属学会
1. 2022/03~ 日本実践神学会
2. 2016/04~2021/03 日本認知症ケア学会
3. 2010/04~ 日本ケアマネジメント学会
4. 2010/04~ 日本社会福祉学会
5. 2004/04~ 日本キリスト教社会福祉学会
■ 学歴
1. 2008/04~2010/03 ルーテル学院大学大学院 総合人間学研究科 社会福祉学専攻 修士課程修了 修士(社会福祉学)
■ 職歴
1. 2023/04~ 東京基督教大学 神学部 総合神学科 教授
2. 2021/04~2023/03 東京基督教大学 神学部 総合神学科 准教授
3. 2017/06~2021/06 日本キリスト教社会福祉学会理事会 理事
4. 2017/04~2018/09 茨城県介護支援専門員研修向上委員会 学識経験者
5. 2017/04~2021/03 土浦市老人福祉計画並びに介護保険事業計画策定委員会 委員
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■ 資格・免許
1. 1991/08/01 介護福祉士
2. 1995/05/30 社会福祉士
3. 1999/03/26 介護支援専門員
4. 2007/03/20 主任介護支援専門員
5. 2016/09/01 認知症ケア専門士
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■ 科研費研究者番号
20458665
■ R&R 研究者コード
7000022627
■ 主要担当科目
キリスト教公共福祉論
■ 担当授業と指導内容
1. 2023
社会福祉論
2. 2023
精神保健福祉論
3. 2023
障がいの理解
4. 2022
キリスト教公共福祉論
5. 2022
キリスト教福祉学演習
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■ 教育理念と目標
1. 2023
①基本的にシラバスに基づきながら、学生のニーズや状況に応じた柔軟な教授を行う。
②最終的に現場福祉実習に結びつくように、学生が自ら考え、実践する主体性を引き出す工夫をする。
③建学の理念、ディプロマポリシーに基づき、学際面と実践面、また神学と福祉の橋渡しができるように工夫し、学生自身にも専門知識を統合できる力を培ってもらえるように努力する。
④ゲストを招く授業においては、ゲストスピーカーと綿密な連絡を取り、効果的な授業展開になるように準備する。
⑤国際と福祉の懸架ができるようなグローバルな授業提供にも努める。
⑥実務家教員として福祉現場からの情報をアップデートし、アクションリサーチを含めた研究や実践を教育内容にも反映できるようにする。
⑦オンラインエクステンションやハイブリッド授業に対応できるスキルと方法を常に探求する。
2. 2022
①基本的にシラバスに基づきながら、学生のニーズや状況に応じた柔軟な教授を行う。
②最終的な介護実習に結びつくように、学生が自ら考え、実践する主体性を引き出す工夫をする。
③介護福祉士養成コースとして、他の科目との整合性を取れるように、他の担当科目の内容の確認や他の教員との情報交換を重視する。
④建学の理念、ディプロマポリシーに基づき、学際面と実践面、また神学と福祉の橋渡しができるように工夫し、学生自身にも専門知識を統合できる力を培ってもらえるように努力する。
⑤ゲストを招く授業においては、ゲストスピーカーと綿密な連絡を取り、効果的な授業展開になるように準備する。
⑥国際と福祉の懸架ができるようなグローバルな授業提供にも努める。
⑦「キリスト教と福祉」の研究会や教会や地域における福祉実践のキャリアを反映できるようにする。
⑧コロナ禍で実習施設確保困難な中でも、実習カリキュラムを学生が全うできるように努める。
3. 2021
①基本的にシラバスに基づきながら、学生のニーズや状況に応じた柔軟な教授を行う。
②最終的な介護実習に結びつくように、学生が自ら考え、実践する主体性を引き出す工夫をする。
③介護福祉士養成コースとして、他の科目との整合性を取れるように、他の担当科目の内容の確認や他の教員との情報交換を重視する。
④建学の理念、ディプロマポリシーに基づき、学際面と実践面、また神学と福祉の橋渡しができるように工夫し、学生自身にも専門知識を統合できる力を培ってもらえるように努力する。
⑤ゲストを招く授業においては、ゲストスピーカーと綿密な連絡を取り、効果的な授業展開になるように準備する。
⑥国際と福祉の懸架ができるようなグローバルな授業提供にも努める。
⑦「キリスト教と福祉」の研究会や教会や地域における福祉実践のキャリアを反映できるようにする。
4. 2020
①基本的にシラバスに基づきながら、学生のニーズや状況に応じた柔軟な教授を行う。
②最終的な介護実習に結びつくように、学生が自ら考え、実践する主体性を引き出す工夫をする。
③介護福祉士養成コースとして、他の科目との整合性を取れるように、他の担当科目の内容の確認や他の教員との情報交換を重視する。
④建学の理念、ディプロマポリシーに基づき、学際面と実践面、また神学と福祉の橋渡しができるように工夫し、学生自身にも専門知識を統合できる力を培ってもらえるように努力する。
⑤ゲストを招く授業においては、ゲストスピーカーと綿密な連絡を取り、効果的な授業展開になるように準備する。
⑥国際と福祉の懸架ができるようなグローバルな授業提供にも努める。
⑦「キリスト教と福祉」の研究会や論文作成の成果を反映できるようにする。
5. 2019
①基本的にシラバスに基づきながら、学生のニーズや状況に応じた柔軟な教授を行う。
②最終的な介護実習に結びつくように、学生が自ら考え、実践する主体性を引き出す工夫をする。
③介護福祉士養成コースとして、他の科目との整合性を取れるように、他の担当科目の内容の確認や他の教員との情報交換を重視する。
④建学の理念、ディプロマポリシーに基づき、学際目と実践面の橋渡しができるように工夫し、学生自身にも専門知識を統合できる力を培ってもらえるように努力する。
⑤ゲストを招く授業においては、ゲストスピーカーと綿密な連絡を取り、効果的な授業展開になるように準備する。
⑥2017年からの国際キリスト教学の授業では、国際と福祉の懸架ができるようなグローバルな授業提供にも努めた。
⑦キリスト教公共福祉学入門など新規のクラスが増えたが、神学と福祉の懸架的、統合的な内容ができるように、キリスト教福祉学の研究会や紀要論文の成果を反映できるようにする。
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■ 教育の方法論
1. 2023
講義形式と学生の参加型学習方法(ペアワーク、スモールグループワーク、ディスカッション、プレゼンテーション)等を組み合わせ、学習効果を追求する。視覚的な教材として、既存のビデオのほかに、公共放送等に放映されている福祉のドキュメント番組等を活用する。
 演習授業では、ゼミ形式を用い、学生が自ら考え、学習に取り組み、発表し、互いの気づきを学びあうようにする。また、学生が考える力と書く力をつけることができるように、毎回リアクションペーパーを課し、Teamsによる相互の質問やフィードバックに務め、レポート返信時にはレポート内容へのコメントと合わせ成績評価の指標についてフィードバックを心がけた。
 対面授業では、突然の発病や体調不良ではオンデマンド履修に出席扱いする事もあるが、不可抗力でない理由は欠席扱いとする。しかし、そうした理由欠席でも、オンデマンド授業を視聴し、リフレクションペーパーを提出すれば、ペーパーの評価はする。
  また何らかの障がいなど通常のレポート作成が困難な学生には、口頭試問もしくは到達目標を下げた(高得点をB止まりとするなど)基準を提示し、1200字を三分割して提出させるなどを配慮した。
2. 2022
講義形式と学生の参加型学習方法(ペアワーク、スモールグループワーク、ディスカッション、プレゼンテーション)等を組み合わせ、学習効果を追求する。視覚的な教材として、既存のビデオのほかに、公共放送等に放映されている福祉のドキュメントを録画・編集して、学習が実際的に立体的になるように工夫する。
 カリキュラムによっては、ゼミ形式を用い、学生が自ら考え、学習に取り組み、発表し、互いの気づきを学びあうようにする。また、学生が考える力と書く力をつけることができるように、毎回リアクションペーパーを課し、22年度は全面的にTeamsを活用して、相互の質問やフィードバックをした。
 2022年度は、基本的にオンライン授業から対面授業に移行したが、体調などの関係で対面が困難な学生には、柔軟にハイブリッド授業を提供した。
  また発達障害などによって、通常のレポート作成が困難な学生には、口頭試問による試験も実施した。
3. 2021
講義形式と学生の参加型学習方法(ペアワーク、スモールグループワーク、ディスカッション、プレゼンテーション)等を組み合わせ、学習効果を追求する。視覚的な教材として、既存のビデオのほかに、公共放送等に放映されている福祉のドキュメントを録画・編集して、学習が実際的に立体的になるように工夫する。
 カリキュラムによっては、ゼミ形式を用い、学生が自ら考え、学習に取り組み、発表し、互いの気づきを学びあうようにする。また、学生が考える力と書く力をつけることができるように、毎回リアクションペーパーを課し、相互の質問やフィードバックがやりやすいようにEメールやSNSによるクラス専用ページを活用する。
 2021年度は、すべてオンライン授業と対面の双方の機会があった。オンライン授業を通して培ったスキルを対面授業でも活かすようにして、学生の感染療養時などは、ハイブリッド授業を提供した。取り外し、外部接続できるビデオマイクを新たに購入、活用した。
4. 2020
講義形式と学生の参加型学習方法(ペアワーク、スモールグループワーク、ディスカッション、プレゼンテーション)等を組み合わせ、学習効果を追求する。視覚的な教材として、既存のビデオのほかに、公共放送等に放映されている福祉のドキュメントを録画・編集して、学習が実際的に立体的になるように工夫する。
 カリキュラムによっては、ゼミ形式を用い、学生が自ら考え、学習に取り組み、発表し、互いの気づきを学びあうようにする。また、学生が考える力と書く力をつけることができるように、毎回リアクションペーパーを課し、相互の質問やフィードバックがやりやすいようにEメールやSNSによるクラス専用ページを活用する。
 2020年度は、すべてオンライン授業となり、ICTの活用ができるように自らにトレーニングを課し、必要なIT機材をそろえ、BGMを活用したり、TEAMSを駆使したりして、できるだけ対面に近い双方向な教育提供を心掛けた。
5. 2019
講義形式と学生の参加型学習方法(ペアワーク、スモールグループワーク、ディスカッション、プレゼンテーション)等を組み合わせ、学習効果を追求する。視覚的な教材として、既存のビデオのほかに、公共放送等に放映されている福祉のドキュメントを録画・編集して、学習が実際的に立体的になるように工夫する。
 カリキュラムによっては、ゼミ形式を用い、学生が自ら考え、学習に取り組み、発表し、互いの気づきを学びあうようにする。また、学生が考える力と書く力をつけることができるように、毎回リアクションペーパーを課し、相互の質問やフィードバックがやりやすいようにEメールやSNSによるクラス専用ページを活用する。
 今後は、オンライン授業の発信、さらなるICTの活用ができるように自らにトレーニングを課し、柔軟な思考と工夫を凝らした新たな教育方法を開発していくことが大きな課題、目標である。
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■ 学生による評価の結果
1. 2021
1.福祉に対する意識が高まったと共に、クリスチャンとしての福祉との関わり方も知ることができました。わかりやすいと感じた。インターネットのトラブルもあったが比較的スムーズに授業を受けれた。知らなかった制度や、富山型デイサービスなどのアットホームな環境のある福祉活動があったことを知れて良かった。 授業の中でところどころ映像を見る時間がありわかりやすくて良かった、などおおむね好評だった。
2.課題は、ネット環境のトラブル。そして、設問が解決を考えるような問いが難しいとのアンケート結果だったので、解決でなく、学生なりの考え、意見が出るような設問にできるように改善を図りたい。また、初めて一人で取り組むクラスだったので資料のアップが遅れ、事前にもっと早くレジメをアップして欲しいという要望があった。
3.「国家試験対策」苦手な分野の問題を沢山作ってくださり、今までわからなかったところを理解することができた、と好評だった。
2. 2020
キリスト教公共福祉学入門では、キリスト教の観点から多面的に福祉・社会について学べたことの評価があったが、一方でティームティーチングの教員が「公共福祉」についての見解が一致していないという評価もあった。
3. 2019
プラス面:ディスカッションが多く楽しかった。今後書くことに慣れそうだと思った。認知症の知識がついた。
マイナス面:内容が多すぎた。課題が多すぎた。同じ学期に同じ先生の科目が二つあって混乱した。
4. 2018
テキスト批評がわかりにくい(基礎演習)
演習の前の説明を詳しく(コミュニケーション技術Ⅰ)
毎回のリアクションペーパーは大変。
一学期では扱い切れない内容(社会福祉学)
先生方の主観が多い(ティームティーチング)
生活支援技術Ⅷは実習の支援計画とシェアが良い。(新科目だが)講義とディスカッションのバランスが良し。ゲスト講師(障害者福祉の現場)も良かった。
5. 2017
時間超過にならないように、実習の書類などに関してはもう少し丁寧にという声があった。フィールドワークを入れて欲しいというのは、福祉専攻以外の学生からなる授業であるが,いきなり福祉を取る学生には難しいので、シラバスに事前に体験学習を自ら実施(ボランティアなど)を勧めておきたい。学生への注意の仕方は、注意しているつもりであったが、別に時間を取る。全体として、様々な知識やスキルを学ぶことができたという反面、内容を絞ったり、理解を確かめたり、振り返る時間を作る部分に余裕を持たせるようにしたい。
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■ 教育活動の自己評価と目標設定
1. 2021
1.オンラインと対面の授業であった。オンラインは2年目に入って、少しデジタルスキルがあがり、余裕をもって臨めたが、人数の多いハイブリッドクラスではオンライン上のトラブルもあり、まだまだ改善の余地があると感じた。
2.「キリスト教と福祉」研究会を昨年度に続き、オープンにした。学生の人数は2~3人平均だが、福祉の授業が時間的に取れない学生や卒業生の卒後教育にも役立った。また、他の専攻の教員が参加して、神学的見解を示して下さると相乗効果が上がった。
3.1対1の授業クラスは、教員・学生ともに困難を感じたが、国家試験対策ではプライベート授業になって功を奏し、国家試験を突破する成果を得た。
4.オンラインのため演習系、実技系授業が物理的院困難で制約があったことのマイナスの影響は、学生が実習に出た時に明瞭になった。
5.リフレクションペーパーでは、学生の理解度を確認しながら授業を進めるという目標は達成できた。レポートに対するコメントは少し雑になってしまった。
目標1:提出されたレポートにも的確なコメントを入れる。目標2:単元ごと、アクティブラーニングごとに内容の要約を入れ、学んだことが学生の頭の中で整理されるように助力することはほとんどできなかったので、22年度は再チャレンジする。目標3:授業評価項目を具体的に示することができたので、サードカルチャーの学生に対してレポートの代わりの口頭試問など多様な評価法にチャレンジする。目標4:福祉専攻以外に履修する学生、学部生、教職者課程者などそれぞれのニーズにふさわしい授業内容の工夫をする。フィールドワークを取れ入れるなど実践的な教育も22年度は試みる。
2. 2020
・オンライン授業に切り替わり、必要な端末、ITツールの操作の習得、オンライン授業での工夫などに取り組んだ。「詰め込み過ぎないように」という命題があり、3割くらいコンテンツを削減した。削減した部分をどうカバーするかが課題となったが、オンライン上に教育用映像をアップするなどで何度も学生が見られるように対応をした。
・単位外であるが、福祉の授業を学びたくてもカリキュラム上学べない学生のために、「キリスト教と福祉」研究会をオープンにした。学生の人数は2~3人平均だが継続して出席される方はおられた。
・1対1の授業クラスは、教員・学生ともに困難を感じた。
・オンラインのため演習系、実技系授業が物理的院困難で制約があった。
・コロナ禍で実習の受け入れを断られるケースがあり、カリキュラム上先送りになったり、現場体験がないまま教育カリキュラムを進めることに困難があった。
目標1:リフレクションペーパーで学生の理解度を確認しながら授業を進める。目標2:単元ごと、アクティブラーニングごとに内容の要約を入れ、学んだことが学生の頭の中で整理されるように助力する。目標3:対面とオンラインハイブリッドの授業になるので新たに教育上の課題を整理しつつ、スキルを磨く。目標4:授業評価項目を具体的に示し、サードカルチャーやハンディのある学生に対して学習評価方法の配慮をする。
3. 2019
・詰め込み過ぎないようにということは例年意識しているところであるが、学生の理解度の確認、学生と教員で起きた交互作用(コミュニケーションン)のまとめなどにもっと気を使う必要があることが学生のアンケートの声などに示された。
・理解伝達に困難を感じた3年生授業であったが、冬学期は自主的なテーマ設定から小論文と発表のグループワークで驚くほど学生の力が発揮され、楽しいクラスとなった。
・まだ単位されていないが、今後の大学改革で示された「福祉」を学部から大学院、教会教職課程の学生に教授していくためのプレ企画として「キリスト教と福祉」研究会を学生にもオープンにして、パイロット的な授業とした。3~4名の少数参加だったが、好評の感触を得たが、神学を専門に学んでいる学生に、福祉との結節点を切り結んだ授業をすることの難しさがあった(たとえば、こちらは神学と福祉を共有していても学生は神学的考察から遊離していると考えるなど)。
目標1:学生の理解度を確認しながら授業を進める。目標2:単元ごと、アクティブラーニングごとに内容の要約を入れ、学んだことが学生の頭の中で整理されるように助力する。目標3:学生の潜在的な力、インスピレーションを引き出せるような授業を心がける。目標4:1対1の授業や学習に困難を抱えるサードカルチャーの学生に対して、満足の得られる授業への改善、進展をめざす。
4. 2018
2018年度リフレクション:①全く新しい科目は、十分準備ができたといえないが、かえって詰め込み過ぎないようが、学生の評価は高かった。②既存の授業は、ボリュームを精査して、特に実習に関する説明事項や日本語を母国語としていない学生の理解の促進に時間を回した。③アクティブラーニング教室の活用は、ITスタッフに教えてもらい使い方をマニュアル化したので慣れてスムーズにできるようになった。④新しい授業スタイルととして、個人とグループの双方のテーマを自主的にみつけ、研究発表するスタイルを初めて行った。3年生の後半にはある程度でき、効果もあった。
2019年目標
①学科専攻の入り混じる基礎演習では、できるだけ関心、学力が異なる学生に、良い相互作用と個別支援につながる授業を提供する。
②退官した教授の後任のクラスは、2回ほど担当していた教授の実際的手ほどきをうけつつ、新しいクラスにつながる研究も進め、教育と研究を循環させる。
③教職者過程の学生には、2018年は「セミナー」というかたちで授業を提供したが、19年度はオープンな研究会などに院の学生も参加してもらえるような試みをする。
5. 2017
国際キリスト学専攻で初めて一コマの授業をした。福祉を通じての国際関係は、国際キリスト教学の教員と連携して深めたいテーマである。
 肝心なところに、時間を割いた丁寧な説明が欠けたり、授業時間が超過する部分があった。教員レビューもおおむね高評価をいただいたが、1年生の単発授業であるので、少しに熱が入り過ぎてかえって不消化、詰め込み過ぎになるきらいがあった。やはり、授業の準備については、科目により時間が少なく付け焼刃になった面があったことは大きな反省点。どうしても授業時間が少なく、不慣れでトラブルもおきがちなアクティブラーニング教室で今年もトラブルがあった。大学院の実践神学の授業の一コマは、先に資料を読み込み反転学習を取り入れ、良いリアクションが得られた。

 2018年度目標:①全く新しい科目があるので、十分時間を取れるようにする。②既存の授業は、少しボリュームを精査して、詰め込みにならないようにする。特に実習に関する説明事項などは、慣れてしまった教員が初めての教員の理解度のギャップに気づかないので注意する。③慣れる時間が少ないアクティブラーニングの活用をマニュアル化して克服する。④間違いさがしやジグソー法、ペアリーディングなど新しい授業スタイルと方法論を一つでも二つでも修得し、授業の効果をあげる。
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■ 教育活動の改善目標
1. 2021
1.授業レジメを学生に事前に目を通せるようにオンライン上に三日前アップをめざす。
2.将来教職者になる学生向けに、「宣教」「牧会」などをキーワードに織り込む授業内容をめざす。
3.最終年度の福祉専攻学生に、キリスト教と福祉が統合できるように、考えさせ、また学生個人のこれまでの学修、経験、賜物を引き出す教育をめざす。
 4.実習教育が、現場実習で完結するようにめざすと共に、対面実習ができない場合の代替え実習プログラムを開発する。
5.地域貢献としての介護実務者研修のカリキュラム改正に応じた教育内容の充実を図る。
2. 2020
オンライン上での学習評価方法、映像のサイトへのアップやフィードバック方法など不慣れで、こなれていないので十分活用できるようにめざす。また、対面授業においては、オンラインでできなかった演習や実技的内容を補足的に入れる。介護実習受け入れが厳しい状態が続いているが、何とか実習現場の確保をめざす。
3. 2019
新型コロナが蔓延する中で初めて取り組む2020年オンライン授業が、従来の対面授業よりもできるだけ質が低下しないように、、またこの取り組みが将来の対外的なオンライン教育の足がかりとなるように、教育技術を新規開拓する。
4. 2018
1.学期に授業数が4~5と多いが、付け焼刃のような授業にならないように、できるだけ授業計画をその時の学生の状況に合わせて見直しつつ準備する。
2.学生の質問に対してのフィードバックを丁寧にする。
3.今後、退官(交替)する予想のつく他の教授のクラスの下見をして、次に備える。
5. 2017
1.授業のポイントを焦点化、整理し、学生に考える時間、書く時間、質問する時間が取れるようにする。
2.ゲストスピーカーの有効な活用し、フィールドワークが不足する部分を福祉の現場からリアルなメッセージとして学生との対話と理解の促進を図る。
3.大学院は、教職者セミナーに2018年度は予定されているので、研究の成果も入れて十分な準備をする。
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■ 著書・論文
1. 著書  4訂介護支援専門員研修テキスト『介護支援専門員主任研修』  338~,359~-~353,~363頁 (共著) 2024/03/10
2. 著書  3訂/介護支援専門員専門研修課程Ⅰ研修テキスト   (共著) 2021/03/01
3. 著書  3訂/介護支援専門員専門研修課程Ⅱ研修テキスト   (共著) 2021/03/01
4. 著書  3訂/介護支援専門員専門研修課程主任更新研修テキスト   (共著) 2021/03/01
5. 著書  『社会に開かれた教会~地域の福音となる新たな一歩』   (共著) 2019/10
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■ 学会発表
1. 2023/09/21 シルバーミニストリー(第7回日本伝道会議)
2. 2023/09/20 非正規滞在外国人への宣教と共生(第7回日本伝道会議)
3. 2019/06/28 ソーシャル・キャピタルとしての教会の福祉ミニストリーの可能性についての一考察~インタビュー調査のデータから~(日本キリスト教社会福祉学会第60回大会)
4. 2019/06/08 地域ケア会議の課題と検討(第18回日本ケアマネジメント学会大会)
5. 2012/07/15 介護支援専門員の実践能力についての研究(日本ケアマネジメント学会第11回研究大会)
■ 展覧会・演奏会・競技会等
1. 2022/09/19~2022/09/20 宣教フォーラム岐阜JCE71年前キックオフ大会プロジェクト発表(長良川国際会議場)
2. 2016/09/27~2016/09/30 第6回日本伝道会議プロジェクト発表(神戸コンベンションセンター)
■ 講師・講演
1. 2023/11/19 地域社会と教会ー少子・高齢化・グローバル化の中でー
2. 2023/10/23 超高齢化と多死社会における家族と教会
3. 2023/10/15 地域社会に開かれた教会
4. 2023/10/10 主任ケアマネジャーフォローアップ研修「個人スーパービジョンの進め方」
5. 2023/09/11 主任介護支援専門員フォローアップ研修(事例検討・事例理解の進め方)
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■ その他の研究活動(研究会等)
1. 2023
2023/10/27
2024/03/11
「キリスト教と福祉」研究会
第14回10/27「入管問題とキリスト教」井上発題、第15回11/24「ハンセン病とキリスト教」阿部伊作氏発題、第16回1/30「児童福祉」村田紋子氏発題(自立相談支援事業支援員)、第17回3/11「地域福祉の課題と教会」黒岩亮子氏発題(日本女子大学)
2. 2023
2023/06/12
2024/03/31
非正規滞在外国人の生活課題とキリスト教福祉(東京基督教大学助成研究)
1.先行研究や入管面会の記録から非正規滞在外国人の実態像を描く。
2.哲学、心理学、神学、ソーシャルワーク等を援用し、演繹的に問題現象を捉える。
3.仮放免者となっている外国人へのインタビュー調査。ストーリー化をしてデータ分析を行い、帰納的に仮放免者の内面的苦悩やストレングスを見出す。
3. 2022
2022/11/25
2023/03/03
「キリスト教と福祉」研究会
2022年度は、包摂社会へのシフトをテーマに11/25「精神障がい者福祉の現場の声を聞く」(ホサナホーム玉井千尋所長発題)、3/3に「教会と福祉」ホッとスペース中原佐々木炎氏発題、さらに特別企画として、3/1にサークルCoCo愛と共催で映画「ワタシタチハニンゲンダ」の上映会を実施。上映会には、学内の教職員だけでなく、地域の教会やワーカーズコープの皆さんにも呼びかけ、参加していただき盛況だった。
4. 2022
2022/06/14
2023/03/31
JCE7日本社会と宣教(教会)プロジェクト
JCE7キックオフ宣教フォーラム岐阜とJCE7に向けたプロジェクト研究会(入管問題、地域社会と教会)
5. 2022
2022/04/01
2023/03/31
次世代ケアマネジメント研究会
二カ月に一回の研究会。ミクロ、メゾ、マクロに分かれ、2040年に向けた未来志向のケアマネジメント研究会。
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■ 研究課題・受託研究・科研費
1. 2019/04~2020/03  キリスト教と福祉 機関内共同研究 
2. 2016/04~2017/03  地域福祉に取り組む日本の教会の現状と課題 その他の補助金・助成金 (キーワード:少子高齢化・教会の宣教・地域福祉・福祉のミニストリー)
■ その他
精神保健福祉士・公認心理師の国家資格を取得、登録。
■ 研究業績の自己評価と目標設定
1. 2023
① 非正規滞在外国人の生活課題について、先行研究である哲学、神学、ソーシャルワークからの批判的考察を演繹的にまとめ、紀要34号に掲載した。インタビューは、7名の仮放免者と支援団体のインタビューを行ったが、長期拘禁のフラッシュバックが出たり、日本語ができるとの情報のインタビュイーがほとんどできなかったり、その場で支援ネットワークの構築が必要になったりして、外国人支援の自らのスキル不足が露呈した。そのため、外国人支援団体のスキルアップセミナーを受講するなども務めた。
② 「入管収容問題を考えるソーシャルワーカーネットワーク」、「JEA異文化宣教ネットワークの祈祷会と面会支援活動」、「外国人住民基本法の制定を定める全国キリスト教連絡協議会(外キ教)」「入管の民族差別・人権侵害と闘う全国市民連合」などキリスト教内外の多くの市民団体も含めたネットワーク活動に、23年度は入管法改悪反対のデモも含めて、継続参加。見識と人脈のネットワークを広げた。
③ 「キリスト教と福祉」の研究会は4回開催できた。包摂社会へのシフトという大きなテーマのもとに、児童、ハンセン病者、非正規滞在外国人、地域の孤独と孤立などマイノリティ者を排除しない教会と社会の在り方を探求した。神学をプロバーとする研究者、福祉・介護の専門研究者の参加がなかなか得られないことが課題であった。
【2024年度の目標】
① インタビューをしたローデータから質的研究として成果を出す。
②「キリスト教と福祉」研究会は、予算がないので従来のようにできないが、他の研究会とのコラボや学内研究者との対話の場を何とか作りたい。
② 入管法改訂の施行に伴い、仮放免者の生活と人生がどうなっていくのか、アクションリサーチ(問題解決の支援をしながらの研究)を進める。教会と福祉のミニストリーを絡めて、これまで地域教会に潜在化していた課題のネットワーク化と掘り起こしにつながり、宣教の課題ともなる。
④ソーシャルワークについて、旧知のソーシャルワーク研究を根本的に覆す反抑圧ソーシャルワークの概念を先行研究から明らかにする。
⑤自ら所属する教会のケア部門のミニストリー(高齢者、障がい者)に担当役員として参与、観察やリサーチを続ける。
⑥第7回日本伝道会議でプロジェクト研究として成果を果実として世に送り出すための一歩を踏み出す。
2. 2022
①紀要にアメリカのソーシャルワーク史の黒人差別問題を取り上げた『ソーシャルワークはマイノリティをどう捉えて来たか』の書評を執筆。キリスト教福祉の観点からの独自性を持った書評をした。入管収容者問題の紀要の投稿は、見送りになった。自らの基礎研鑽と支援活動(牛久入管面会活動の展開と教会で支援部門を立ち上げ、迫害等で帰国できない難民を支援体制づくり)を行った。
 「入管収容問題を考えるソーシャルワーカーネットワーク」、JEA異文化宣教ネットワークの祈祷会と面会支援活動、「外国人住民基本法の制定を定める全国キリスト教連絡協議会(外キ教)」「入管の民族差別・人権侵害と闘う全国市民連合」などキリスト教内外の多くの市民団体も含めたネットワーク活動には継続に参加し、見識とネットワークを広げた。
②精神保健福祉士と公認心理師の双方の国家資格取得と登録を済ませた。
③「キリスト教と福祉」の研究会の2回の研究会と海外でも評価されている外国人問題を取り上げた「ワタシタチハニンゲンダ」を研究会特別企画として実施したことが、外国人問題の歴史認識を教職員、学生に広げることに貢献できた。
④授業を通して、地域のワーカーズコープや入管面会活動に貢献する学生サークルCoCo愛の立ち上げを助言とサポート。授業外であるが、一つのプログラムベースドラーニングとして、学生たちと共に面会活動をしたり、仮放免のタンザニア人を学園で迎え国際交流するなどの活動もできた(1/20学園の食堂で)。
【2023年度の目標】
①総合神学科の新しいカリキュラムとしてのキリスト教福祉専攻を軌道に乗せる(新しい実習要項の作成や大学全体としての実習教育の体制づくり)。
②「キリスト教と福祉研究会」は、国際宣教センター(FCC)の新しい公共福祉研究プロジェクトの中で、継続し、また枠組みを広げ、新しい研究者同士との体制を構築する。
③入管問題について、これまで面会活動で知り合った仮放免者へのインタビューや教会の外国人支援団体について情報を収集や視察を行い、研究としての果実を残す。
④ソーシャルワークについて、旧知のソーシャルワーク研究を根本的に覆す反抑圧ソーシャルワークの概念を先行研究から明らかにする。
⑤教会と福祉のミニストリーは、自ら所属する教会のケア部門のミニストリー(高齢者、障がい者)に担当役員として参与、観察やリサーチを続ける。
⑥教会の福祉のミニストリーについて、日本伝道会議でプロジェクト研究として成果を発表する。また、コロナ禍収束で、徐々に福祉に関する教会訪問視察の再会を図っていく。
3. 2021
【2021年度の目標に対する評価】
①日本キリスト教社会福祉学会誌に理論研究委員会の果実を学会誌に掲載報告。
②入管収容者問題の紀要の投稿は、見送りになった。自らの基礎研鑽と支援活動に終始した。
③「キリスト教と福祉」の研究会の継続・拡充・充実をめざす→3回の研究会を実施。
④精神保健福祉士の国家試験を受験し、資格取得をする→国家資格を取得できた。
⑤小林雅博先生と民主主義に関する私的研究会の立ち上げ、参与。学内学生や学外者とも討議研究できる公共の場を作る。→2回ほどの実施に留まった。
*入管収容外国人問題に関しては、「入管収容所問題を考える牛久の会」、常総市のNPO法人コモンズの主宰「多文化ソーシャルワークネット」や「入管収容問題を考えるソーシャルワーカーネットワーク」、JEA異文化宣教ネットワークの祈祷会と面会支援活動、「外国人住民基本法の制定を定める全国キリスト教連絡協議会(外キ教)」「入管の民族差別・人権侵害と闘う全国市民連合」などキリスト教内外の多くの市民団体も含めたネットワーク活動に参加した。これらは、すぐに研究というより、研究の素地となるネットワークに参与できたことは今後の研究にもつながる収穫であった。
【2022年度の目標】
①精神保健福祉の実践と研究のステップとして、「公認心理師」の資格を取得し、知識を蓄える。
②「キリスト教と福祉研究会」は、新しい公共福祉研究プロジェクトの中で、継続し、また枠組みを広げ、新しい研究者同士との体制を構築する。
③先行研究も乏しく、研究上の大きな制約がある入管問題(インタビュー録音等できない)については、23年度までのスパンで何かしらの研究成果を出せるように、情報収集と研究方法の工夫を累積する。
④ソーシャルワークについて、旧知のソーシャルワーク研究を根本的に覆す反抑圧ソーシャルワークの概念を先行研究から明らかにする。
⑤教会と福祉のミニストリーは、自ら所属する教会のケア部門のミニストリー(高齢者、障がい者)に担当役員として参与、観察やリサーチを続ける。
4. 2020
【2020年度目標への自己評価】
①日本キリスト教社会福祉学会誌に理論研究委員会の果実を発表する→委員各自コロナ禍の対応で多忙。参集できず、進展しなかった。
②「キリスト教と福祉」研究会は、下半期に3回オンラインで開催。北海道や関西、アメリカからの参加者あり、内容も神学から児童、教会と地域とバラエティがあり、ネットワークも広がった。
③紀要もしくは学会での論文発表をめざす→キリスト教社会福祉学会誌に論文投稿できた。
 また、日本介護支援専門員協会法定研修テキスト3訂版(専門研修Ⅰ、専門研修Ⅱ、主任介護支援専門員更新)の3冊に分担執筆をした。
④精神保健福祉士の資格取得への学びをスタートし、将来の教育と研究に備える→コロナもあり、スクーリング首都圏避けるために秋開始の群馬の養成校でスタート。コロナ禍で精神障害者福祉現場での実習ができず、次年度に残った。スクリーニングとレポートの課題は終了。
⑤実務家教員として介護現場に引き続き携われるように「主任介護支援専門員」の資格更新をする→予定どおり実施、終了
*2020年度は、サバティカル研究費をいただき、授業や会議は休めなかったが、論文執筆、精神保健福祉士資格取得の養成課程での学び、主任介護支援専門員の資格更新研修を達成することができた。感謝したい。
⑥総合神学科に向けて、オンラインで各セミナーに参加し、神学の研鑽を行った。
【2021年度の目標】
①日本キリスト教社会福祉学会誌に理論研究委員会の果実を学会誌に掲載する。
②社会貢献としての入管収容者へのボランティア活動から得た問題意識を整理して、紀要に投稿する。
③「キリスト教と福祉」の研究会の継続・拡充・充実をめざす。
④精神保健福祉士の国家試験を受験し、資格取得をする。
⑤小林雅博先生と民主主義に関する私的研究会の立ち上げ、参与。学内学生や学外者とも討議研究できる公共の場を作る。
*入管センターに収容されている外国人の中には、クリスチャンもおり、献身して神学校に行きたい難民もいる。宣教、国際、福祉に関わるもっともホットな課題であるので、研究面、社会貢献面、またJEAのネットワーク参与なども取り組んでいきたい。
5. 2019
【自己評価】
①日本キリスト教社会福祉学会理論研究委員会関東地区の研究会→継続でき、学会発表も行うことができた。年度末のまとめの研究会が新型コロナの影響でできなくなり尻すぼみとなった。
②学内研究費の助成を受け、「キリスト教と福祉」の研究会を立ち上げ、5回の内外講師を迎えて開催できた。学部生、院生にも希望者に参画の窓を開け、将来の教職者課程におけるパイロット研究としての位置づけも加えた。教職者課程の学生にニーズがあることが再確認された。
③上記の研究会と関連あるテーマで紀要論文『キリスト教福祉実践における信徒の位置づけに関する一考察』を執筆した。
④日本伝道会議の「教会と社会」のプロジェクトメンバー共編者『社会に開かれた教会』を執筆、編集、出版した。
⑤日本ケアマネジメント学会での自治体の「地域ケア会議」アドバイザーとしての実践と研究成果を発表できた。
 計画した2019年度目標は、研究助成を受けたこともあり、ほぼ達成できた。但し、②に関しては、参加した院生より好評だったことだけでなく、神学的にさらに掘り下げて欲しいという意見も出た。学内の研究者の参加が少なかったことに起因しているので今後の課題である。
【2020年度目標】
①日本キリスト教社会福祉学会誌に理論研究委員会の果実を発表する。そのためにメンバーが集まれなくても、オンライン会議等を用いて補っていけるようにしたい。
②「キリスト教と福祉」は、新型コロナの影響もあって今後開催できるか不透明であるが、後半からでも何とか途切れないように開催していきたい。
③紀要もしくは学会での論文発表をめざす
④精神保健福祉士の資格取得への学びをスタートし、将来の教育と研究に備える。
⑤実務家教員として介護現場に引き続き携われるように「主任介護支援専門員」の資格更新をする(スーパーバイザーとしての実践知を発表・研修)
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■ 役職
1. 2021/04/01~2023/03/31 キリスト教福祉専攻・副専攻 専攻長
■ 会議・委員会等
1. 2023
共立基督教研究所審議委員
2. 2023
専攻代表者会議(キリスト教専攻代表)
3. 2023
歴史保存資料委員会
4. 2022
学務会議
キリスト教福祉専攻代表
5. 2022
歴史保存資料委員会
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■ エクステンション
1. 2023
介護福祉士実務者研修スクリーング講師
2. 2022
介護実務者研修スクーリング
介護過程Ⅲ
3. 2021
介護福祉士実務研修スクーリング
介護過程Ⅲ
4. 2019
ケアチャーチセミナー
音楽と福祉(教会夏期音楽講習会と共催)
5. 2019
希望ヶ丘エクステンション
地域社会に開かれた教会とその今日的使命
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■ サークル、学生関連のイベントなど
1. 2023
CoCo愛 顧問
2. 2023
フットサルサークル顧問(17年より)
3. 2023
夏期伝道チーム祈りの支え手メンバー
4. 2019
卓球サークル顧問
■ その他の貢献
1. Facebook「これからの福祉と教会」管理責任者
2. hi-b.a.キャンプ地訪問
3. hi-b.a.キャンプ地訪問
4. オープンキャンパス
5. キリスト教福祉学専攻介護実習渉外係
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■ 大学運営の自己評価と目標設定
1. 2023
【評価】
 専攻代表者会議に出席した。実習に関して、包括的統合的なカリキュラムとなるように尽力した。実際に、グローバル専攻の学生の実習先として、アルペなんみんセンターを仲介・紹介するなどでき、実習後のセンター訪問もして、今後グローバルや福祉を問わずに実習ができる場所として開拓した。福祉教員は、非常勤化して縮小し、オンラインでの情報の共有に留まった。介護福祉士実務者研修は、地域の介護職員と在籍する学生3名によって良き相互の研鑽と交流(学生にとっては社会の窓)、地域貢献に助力できた。
【目標設定】
 キリスト教福祉専攻として、今度どうなっていくのか、不鮮明な事が多く、介護福祉士実務者研修の休止となってしまい、ますます福祉専攻を主専攻とする魅力に欠けるために、目標設定が難しい。中途半端に雇用を維持するために教育業務分担を3分割し、ミニ学科のようになっている。2025年に専任教員の補充はまず考えられないので、(他の先行は変わらないが)福祉専攻のカリキュラム内容、科目の配置、未充足分野(児童福祉)の強化、福祉教育の主軸を介護でなく、ジェネラリストソーシャルワークに置く又は本学教育全般に対する福祉教養の貢献を図るなど、精査・省察・整理・理念の再構築が24年度の目標と考えられる。
2. 2022
【評価】キリスト教福祉専攻の代表として学務会議に出席。また、専攻会議の運営とリードをした。介護福祉士実務研修の次年度への企画、広報、計画に従事した。また、専攻でない学生の相談や研究の助言活動もした(学部生、院生)。新たなに立ち上がった地域奉仕活動サークルCoCo愛の顧問として、助言・交流を行った。
 新たな実習体制づくりに、辻中先生、森田先生との協議を始めた。
 新しい地域系サークルは、福祉専攻以外との交流を深め、また大学が地域問題に関心を持ち、貢献することで意義があった。また、労働者生協法制化記念のフォーラムをワーカーズのみなさんと一緒に企画し、実施。中村哲医師の活動映画は、TCUのグローカル神学の推進とも共鳴できるものといして学内で上映できたことは評価できる。
【目標】ワーカーズコープなどとの連携については、新たにFCC内に移す「公共福祉センター」の規定化と活動の実施に関わり、連携協定されるワーカーズコープを通して地域に貢献する。また、シルバー人材センターからの研修講師依頼などで地域への貢献を深めたい。
 グローカル神学の推進には、所属する委員や部署はないが、上記のような活動を通じて深めていきたい。新たにできる専攻者代表会議で、総合神学科の中の福祉としての位置づけと連携協働体制を土台を作る。
3. 2021
キリスト教福祉学専攻長の体調悪化で、専攻長代理的な業務が広がったが、11月実質的に交替して、専攻長の役割を担った。実習責任やキリスト教と福祉の研究会も続けながら、総合神学科の新カリキュラムの準備を行った。全く組織制度的には、確定してないが、総合神学科のカリキュラムで福祉を希望する学生に対して、介護福祉士実務経験となる介護パート職への先渡しや説明会、並びにTEAMSでグループを作って情報提供や相談業務を行った。介護への熱意があって、バイトを介護現場で始めた学生が、まだ福祉・介護の知識がない中で葛藤して悩んだり、バーンアウトしそうになる。個人的に相談サポートをした。また、留学生で入管問題で研究を希望する学生に対して、論文執筆への助言や情報提供、牛久入管問題の会の総会に連れていったりして、学びをサポートした。
4. 2020
1.介護実習担当教員として、毎回の介護実習施設への依頼や調整、橋渡しを行った。
2. フットサルサークルの顧問は、コロナ禍活動停止。
3. ケアチャーチセミナーは、開催できず。今後オンラインで企画したい。
4. 共立基督教研究所研究員としてキリスト教と福祉研究会を継続運営。北海道、関西、海外にまで参加者層がオンラインのおかげで広がった。
6.専攻会議では、専攻長に代わって司会を担い、新しい新カリのカリキュラム作成や大学パンフレット作成に貢献した。今後いっそう力を入れていきたい。
7.福祉カフェを企画したが、参加者得られず。またゲストの日程調整も難しく休止になっている。hi-b.aのセミナーに出たり、スタッフと連絡を取り合ったりしながら、次のステップを模索している。
8.学生募集のために模擬授業動画を2本作製した。
5. 2019
1.介護実習担当教員として、毎回の介護実習施設への依頼や調整、橋渡しを行った。
2. フットサルサークルの顧問として井上杯を主宰し、学生と交わり、励ました。
3. ケアチャーチセミナーは、教会夏期音楽講習会と共同開催した。年度末のセミナーは新型コロナの影響で中止となった。
4. 一般入試部長として、受験日前日までには受験者の資料に目を通したり、作成された入試問題に目を通しチェックした。
5.共立基督教研究所研究員として新規の研究会を立ち上げ、運営した。
6.専攻会議では、専攻長に代わって司会の役を担った。
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■ 社会における活動
1. 2023/10~2023/10 一般社団法人日本介護支援専門員協会全国大会inとちぎ第2分科会(地域共生社会支援)助言者
2. 2023/10~2024/03 印西市高齢者生活支援講座(全4回)
3. 2023/03 つくば市地域包括支援センター研修会
4. 2022/09~2022/09 労働者協同組合法法制化記念フォーラム
5. 2022/08 茨城県介護支援専門員協会主任介護支援専門員フォローアップ研修
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■ 社会貢献の自己評価と目標設定
1. 2023
【自己評価】
23年度は、新たに印西市高齢者就労支援センターからの依頼を受けて、高齢者生活支援講座を印西市市民対象に4回行い、好評を得た。また、介護支援専門員の職能団体の理事として全国大会分科会助言者や日本介護支援専門員協会編集のテキスト執筆分担、研修向上ワーキングチームへの参加をした。古河市地域包括支援センターのアドバイザーも10年目となり、古河市内の3つの教会による「がん哲学外来カフェ」を地域の社会資源として、古河市の行政セクション、社協、地域包括支援センター、介護支援専門員協会地区会に紹介し、認知していただくことができた。古河市での人材育成とケア会議のプログラム構築は、ほぼ終了に近づいている。介護福祉士実務者研修は、赤字にならぬように地域の福祉関係者、施設を回り、PRしたことで10名の参加者を得ることができた。入管被収容者への面接は学生の教育ともリンクして継続できた。仮放免者へのインタビューに始まったアクションリサーチが広がりを見せ、市民やキリスト者有志との協働や啓発を行った。

【目標設定】
 2024年度は、つくば市地域包括支援センターアドバイザーと茨城YMCAの社会福祉法人化に伴う理事就任が予定されている。特に、YMCAは本学の学生の実習先、就職先ともなっており、包括協定団体なので、理事としての職責を果たし、本学との地域連携がいっそう効果的なものとなるように努めたい。印西市の高齢者就労支援センターの講座も引き続き行っていく予定である。大学周辺の地元で非正規外国人の支援が必要になっている事から、問題解決に向けて、地域の教会や福祉機関、ワーカーズコープなどの民間団体ともネットワーク化が必要であり、地域の教会協働と宣教の課題となるので、何とか具体的支援の連携、包括的宣教の具体化の一歩を進めたい。
2. 2022
*授業のない期間に古河市の地域包括支援センター地域ケア会議のアドバイザー、茨城県介護支援専門員協会理事と介護支援専門員養成の研修講師で地域に貢献できた。今年度は、全国共通テキスト執筆依頼も受諾することがひとつの目標。
*教会役員として高齢と障がい部門の介護事業所のアドバイザーの役割を担った。経営的な立て直し、TCU卒業生3名従事者のフォローアップが23年の目標。
*介護実務者研修スクーリングを3回担当。在学生と地域の介護従事者との交流に一役買うことができた。23年は、在学生3名と地域の福祉従事者の教育と交流の促進が目標。
*労働者生協の法制化記念フォーラムを行い。ワーカーズとの提携協力活動を再開できたことは、地域に対する大学の貢献の一助となった。正式な大学との提携をして、日常的な活動につなげるのが目標。
*看護学校の秋の授業は継続。他の教育機関の在り方は参考になる。2023年度で最後となり終了の予定。
*東日本入国管理センターや東京入管で収監されている外国人への面接活動に加え、仮放免の方の支援組織を教会で作り、市民の方々との連携の中で支援を開始できた。また、授業でも入管問題を取り上げ、入管訪問の学生サークルが始まることに寄与できた。入管問題のフィールドワークを、研究と学生のクラス外のプログラムベースドラーニングに結び付けることができることが分かったので23年はこれを促進する。
3. 2021
*古河市の地域包括支援センター地域ケア会議のアドバイザー、茨城県介護支援専門員協会理事と介護支援専門員養成の研修講師を今年度も担った。
*教会の介護事業所のアドバイザーの役割を担った。
*介護実務者研修スクーリングを3回担当。
*東日本入国管理センターで収監されている外国人への面接と支援を継続。
*聖和看護学校集中講義も継続。
4. 2020
*古河市の地域包括支援センター地域ケア会議のアドバイザー、茨城県介護支援専門員協会理事と介護支援専門員養成の研修講師を今年度も担った。
*教会の介護事業所のアドバイザーの役割を担った。
*介護実務者研修スクーリングを3回担当。1日7時間の長丁場であり、土曜日に連続したので体力的にきつかったが、これまでの福祉現場での取り組みと日常の教育・研究の成果を地域社会に還元することは貢献につながった。
*地域のワーカーズコープとの協働にコロナ禍で休止。今後の再開を期待したい。
*初めて外部の教育機関(看護学校)の8回の出張授業(オンデマンド含む)を行った。他の学生から啓発され、励まされることも多く、蓄積した教育コンテンツは学内で十分生かせる授業ノートとなった。
*東日本入国管理センターで収監されている外国人への面接と支援に着手した。今後は、さらに市民活動にも加わり、公共福祉の課題としても取り組んでいきたい。
5. 2019
*土浦市、古河市の自治体福祉行政の計画委員とアドバイザー、職能団体における理事と介護支援専門員養成の研修講師を今年度も担った。
*介護事業所の運営委員長とスーパーバイザーの役割も2019年度も継続した。
*介護実務者研修スクーリングを3回担当。1日7時間の長丁場であり、土曜日に連続したので体力的にきつかったが、これまでの福祉現場での取り組みと日常の教育・研究の成果を地域社会に還元することは貢献につながった。
*地域のワーカーズコープとの出会いと協働による市民向け集会は、地域の課題に分野と専門を横断し、大学の地域貢献としてふさわしく、多くの方々との協働で公共の福祉を創造するクリエイティブな活動としておおいに評価できる。自身のこれまでの地域福祉現場における経験と知識を役立たせるだけでなく、教職員のみならず、学生もその企画に参画することによって、PBLとして新しいアクティブラーニングのモデルを構築していく可能性も見ることができた。
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