カワハラ マサト   MASATO KAWAHARA
  川原 正人
   所属   東京未来大学  こども心理学部 こども心理学科心理専攻
   職種   准教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2017/12
形態種別 速報,短報,研究ノート等(大学,研究機関紀要)
査読 査読あり
標題 自己・他者へのスキーマがネット依存傾向と 精神的健康にもたらす影響
執筆形態 単著
掲載誌名 東京未来大学研究紀要
出版社・発行元 東京未来大学
巻・号・頁 11(0),25-33頁
担当区分 筆頭著者
著者・共著者 川原 正人
概要 近年、スマートフォンの普及などに伴い、ネット依存への関心が高まっている。本研究では、自己・他者へのスキーマがネット依存傾向と精神的健康にもたらす影響について検討した。自己・他者へのスキーマを測定するJBCSSは先行研究とは異なり、ネガティブスキーマ、ポジティブな自己スキーマ、ポジティブな他者スキーマの3因子構造となった。JBCSSの各因子の得点をもとにネット依存傾向と精神的健康について検討したところ、ネガティブスキーマの高い群はネット依存傾向が高く、精神的健康もよくないことが示された。それぞれの尺度の関連を検討するためにパス解析を行ったところ、ネガティブスキーマはネット依存傾向と精神的健康に影響を及ぼし、ネット依存傾向もまた精神的健康に影響を及ぼすことが明らかとなった。また、精神的健康に対してはポジティブな他者スキーマがよい影響を与えることが示された。
DOI https://doi.org/10.24603/tfu.11.0_25
ISSN 18825273
NAID 130007534647