カワハラ マサト
MASATO KAWAHARA
川原 正人 所属 東京未来大学 こども心理学部 こども心理学科心理専攻 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2020/03 |
形態種別 | 速報,短報,研究ノート等(大学,研究機関紀要) |
査読 | 査読あり |
標題 | 大学生における居場所感とアパシー傾向がネット依存傾向にもたらす影響 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 東京未来大学研究紀要 |
出版社・発行元 | 東京未来大学 |
巻・号・頁 | 14 |
担当区分 | 筆頭著者 |
著者・共著者 | 川原 正人 |
概要 | 本研究では大学生を対象として、居場所感とアパシー傾向がネット依存傾向にもたらす影響について検討した。今回の調査では先行研究に比べて高い依存傾向に含まる調査対象者の割合が多く、項目ごとの回答や尺度の平均得点で見ても上昇しており、大学生のネット依存傾向が強まっている可能性が示唆された。ネット依存と居場所感、アパシーの関連について検討したところ、アパシーとネット上での自己有用感がネット依存に影響を与えており、アパシーに対しては現実生活での本来感が影響を与えていることが明らかとなった。ネット上での自己有用感の直接効果よりも現実生活での本来感がアパシーを経由してネット依存に与える間接効果のほうが大きいことが確認され、ネット依存への対策として、ありのままいられる感覚を現実世界で見出すことがアパシーの低減につながり、それによってネットへの回避を和らげることが手がかりとして示された。 |
DOI | https://doi.org/10.24603/tfu.14.0_37 |
PermalinkURL | https://ci.nii.ac.jp/naid/130007845424 |