トネガワ トモコ
TOMOKO TONEGAWA
利根川 智子 所属 東京未来大学 こども心理学部 こども心理学科こども保育・教育専攻 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2014/03 |
形態種別 | 研究論文(大学,研究機関等紀要) |
査読 | 査読あり |
標題 | 継続的カンファレンスで対話を重ねることによる保育者の意識の変化 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 会津大学短期大学部研究紀要 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | (71) |
担当範囲 | 主に結果の処理,論文執筆を担当 |
著者・共著者 | 利根川智子・和田明人・音山若穂・上村裕樹 |
概要 | 法人内の複数の保育所が一堂に会しおこなわれる研究会において,ワールド・カフェによる導入後,定期的かつ継続的に実施されてきたエピソード記録を用いたカンファレンス,ビデオカンファレンス,フォトカンファレンスに取り組む保育者の意識や変容について保育者にインタビューをおこなった。その結果,カンファレンスによって,日々の振り返りの変化が生じ始めた職員がいること,「変わった」とする意識を持つ職員は,職場内の職員同士の関係やチームワーク,振り返りを通した子どもへの気づき,対応について他職員と意見を交わすことによる子どもや保育の見方の広がりや深まりが出てきたこと,職員全員が子どもへの一貫した対応をおこなうようになってきたことなどが変化として感じられていることが示唆された。今後は,継続してカンファレンスについての感想などから研究会の効果を読み取っていくとともに,効果を測定する尺度の併用,および研修プログラムの開発が課題となるであろう。(2012年度独立行政法人日本学術振興会学術研究助成基金助成金 基盤研究(C) 24500887「対話型アプローチに基づく保育研修プログラムの開発と評価法の検討」(研究代表者・音山若穂)の助成を受けた。) |