トネガワ トモコ
TOMOKO TONEGAWA
利根川 智子 所属 東京未来大学 こども心理学部 こども心理学科こども保育・教育専攻 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2015/03 |
形態種別 | 研究論文(大学,研究機関等紀要) |
査読 | 査読あり |
標題 | 教育・保育における対話型アプローチ ―現状と課題― |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 群馬大学教育実践研究 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | (32),227-237頁 |
担当範囲 | 研究の全体に関わったが,共同研究につき本人担当分抽出不可能 |
著者・共著者 | 音 山 若 穂・利根川智子・三浦主博 |
概要 | 対話型アプローチとは,対話を中心とする参加者同士の学び合いのための一連の手法を指す。本稿では,教育・保育における対話型アプローチの研究の動向と課題について検討した。まず,我が国でも実践例が多いワールド・カフェについて,我が国のいくつかの実証研究例を概観した。続けて,筆者らが教育・保育領域で行ってきたワールド・カフェ実践と,他の手法を含めた自ら学ぶグループづくりの実践例を紹介した.そして,今後の研究に向けて,①対話の効果についての評価尺度の開発が必要であること,②少人数で実施できるより個別的な対話法の開発と実践が求められていること,③地域など比較的大規模な組織における組織全体の目標設定や合意形成のため,AIプロセスやFuture Searchなどの適用を試みること,が示唆された。(2012年度独立行政法人日本学術振興会学術研究助成基金助成金 基盤研究(C) 24500887「対話型アプローチに基づく保育研修プログラムの開発と評価法の検討」(研究代表者・音山若穂)の助成を受けた。) |