タカハシ フミコ
FUMIKO TAKAHASHI
髙橋 文子 所属 東京未来大学 こども心理学部 こども心理学科こども保育・教育専攻 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2023/03 |
形態種別 | 速報,短報,研究ノート等(学術雑誌) |
査読 | 査読あり |
標題 | 創造型プログラミング学習の教育内容
―保育・教育専攻学生の感性的表象群と質問紙調査の分析から― |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 大学美術教育学会「美術教育学研究」第55 号(2023) |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | (55),161-168頁 |
総ページ数 | 8 |
著者・共著者 | 髙橋文子,木内菜保子 |
概要 | 本稿の目的は,造形的な形態や機能を創り出す「創造型プログラミング学習」を,保育・教育専攻学生に適した教育内容として検討し,その認識の変化や学びの本質を明らかにすることである。2022 年5 月の造形表現指導法(第5 時)の講義・演習における回転を主題とした授業実践と感性的表象群,事前事後のアンケート調査結果を研究対象として検討した。その結果,身近な「ぐるぐる回転する」事象から多様な動的認識が導かれた。さらにチームの協働活動によって具現化した感性的表象群は,3 側面への異なる力点として発揮され,表現主題が明確になる段階毎にその上昇過程モデルを図化した。特に,内容的側面の再現性から飛躍した観念的世界,形式的側面の量感のあるブロック造形を生かした構造,そして形成的側面の回転の速さや向きを変化させるプログラミング操作は創造型特有の方法論的認識を生み出す教育内容であることを実証した。 |