イシバシ サトミ
SATOMI ISHIBASHI
石橋 里美 所属 東京未来大学 モチベーション行動科学部 モチベーション行動科学科 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2022/03 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
査読 | 査読あり |
標題 | 自己・他者志向的動機がキャリアレジリエンスに及ぼす影響 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 応用心理学研究 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 日本応用心理学会 |
巻・号・頁 | 47(3),218-226頁 |
担当区分 | 筆頭著者,責任著者 |
著者・共著者 | 石橋里美.林潔.内藤哲雄 |
概要 | 大学生における自己志向的動機・他者志向的動機が職業キャリア・レディネスとキャリアレジリエンスに及ぼす影響を検討した。大学1年生から3年生316名を対象に,自己・他者志向的達成動機への態度,職業キャリア・レディネス,キャリアレジリエンスを測定する質問紙調査を実施した。「自己・他者志向的達成動機」が「職業キャリア・レディネス」を媒介として「キャリアレジリエンス」に影響を及ぼすという予測に基づいてパス解析を実施した。パス解析によって検討した結果,「自己・他者志向的動機の統合」は職業キャリア・レディネスの下位尺度である「職業キャリア自律性」とキャリアレジリエンスの下位尺度である「援助志向」に対して直接的に正の影響を与え,「職業キャリア自律性」を媒介としてキャリアレジリエンスの「新奇多様性」「未来志向」「ソーシャルスキル」「問題対応力」に正の影響を及ぼすことが示唆された。一方で「他者志向的動機の利己性の認知」は「職業キャリア自律性」に対して直接的に負の影響を及ぼし,「職業キャリア自律性」を媒介として「キャリアレジリエンス」全体に負の影響を及ぼすことが示唆された。 |