トネガワ トモコ
TOMOKO TONEGAWA
利根川 智子 所属 東京未来大学 こども心理学部 こども心理学科こども保育・教育専攻 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2017/12 |
形態種別 | 研究論文(大学,研究機関等紀要) |
査読 | 査読あり |
標題 | 教職実践演習におけるグループアプローチの活用と効果について⑵
― 対話型アプローチ「AIミニ・インタビュー」の取組み ― |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 聖霊女子短期大学紀要 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | (45),27-36頁 |
担当範囲 | 研究の全体に関わったが,共同研究につき本人担当分抽出不可能 |
著者・共著者 | 織田栄子・利根川智子・上村裕樹・井上孝之・音山若穂 |
概要 | 施設実習の振り返りの際,対話型アプローチの一つであるAIミニ・インタビューを取り入れた演習を行ったが,以下の効果があったものと考えられた。第一に,対話を行うことで,施設実習から約半年経過しているにもかかわらず,施設実習についての感想を具体的に話し合い,話し合いから得られた内容をもとに,自分たちが目指す保育者像を作り上げることに繋がっていった。第二に,施設実習で子どもたちの置かれている境遇や施設の実情等を知ることにより,学生の中には衝撃を受けたという感想もあったが,辛い体験なども学生同士で共有することにより,施設実習の体験を前向きに捉え,子どもたちとの関わりで「信頼関係」や「コミュニケーション」などの大切さを見出すことができていた。第三に,学生が対話を通して,保育者としての理想の姿についてのイメージを視覚的に示すことにも繋がり,保育者としてこれから自分がやらなければいけないことについて,具体的に考える機会となっていた。(本研究はJSPS科研費JP6K00740(研究代表者・音山若穂)の助成,及び2016年度聖霊女子短期大学特別研究費から助成を受けた。) |