トウゴ エツコ
ETSUKO TOGO
藤後 悦子 所属 東京未来大学 こども心理学部 こども心理学科心理専攻 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2024 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
査読 | 査読あり |
標題 | スポーツ関係者が認知するスポーツ・ハラスメントの原因と改善方法
―インクルーシブなスポーツ環境の構築に向けてー |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 早期発達支援研究 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 7,1-10頁 |
担当区分 | 筆頭著者 |
著者・共著者 | 藤後悦子 |
概要 | スポーツを通した共生社会の実現が推奨されているにもかかわらず、教育的配慮が必要な子どもは地域のスポーツに参加しづらく、参加後も指導者からのハラスメント被害に遭いやすい。そこで本研究は、地域スポーツの指導者が認知する指導者ハラスメントの原因と改善方法について明らかにすることを目的とし、122名の地域スポーツの指導者に対してハラスメントを行う原因と改善方法について自由回答を求めた。その内容をKJ法で分類した結果、45の小カテゴリー、13の中カテゴリー、2つの大カテゴリーに分類された。スポーツ・ハラスメントの原因は主に指導者に関連し、周囲も問題に気づいているが容認していることが明らかになった。この研究から、ハラスメントの予防には指導者と組織へのアプローチ、環境整備が重要であり、肯定的なコミュニケーション、情報共有、チームマネジメント、発達段階や競技レベルに合わせた指導方法が求められる。 |