スダ マコト
MAKOTO SUDA
須田 誠 所属 東京未来大学 こども心理学部 こども心理学科心理専攻 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2022/09 |
形態種別 | 速報,短報,研究ノート等(大学,研究機関紀要) |
査読 | 査読あり |
標題 | 専門学校のひきこもり・不登校の探索的研究 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 未来の保育と教育 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 9,69-81頁 |
担当区分 | 筆頭著者 |
著者・共著者 | 藤後悦子 野中俊介 |
概要 | 本研究の目的は,専門学校の教職員がひきこもり・不登校の生徒に対して抱く考えや,対応する方法とその対応における困り感を探索的に検討することであった。医療・福祉・調理系専門学校に勤務する教職員133名(女性89名,男性44名)に対し,教職員の属性,ひきこもり・不登校生徒の属性,教職員のひきこもり・不登校の生徒への考え方や対応,専門学校特有の教職員の困りごと等を質問した。分析の結果,教職員が認識するひきこもり・不登校の主な理由は,「友人関係」,「精神障害や精神疾患」,「いじめ」,「家族関係」であった。また,ひきこもり・不登校における専門学校特有の困りごとに関する自由回答をKJ法で分類した。本研究の結果,資格取得や就職という専門学校の教育目標がある一方で,基本的な学びのレディネスが形成されていない生徒,精神的な問題や家族の問題を持つ生徒への対応に教職員は困り感をもつ可能性が示された。 |