イウメ ユミコ
YUMIKO IUME
井梅 由美子 所属 東京未来大学 こども心理学部 こども心理学科心理専攻 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2006 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
査読 | 査読あり |
標題 | 日本における青年期用対象関係尺度の開発 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | パーソナリティ研究 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 日本パーソナリティ心理学会 |
巻・号・頁 | 14(2),181-193頁 |
担当区分 | 筆頭著者 |
著者・共著者 | 井梅 由美子,平井 洋子,青木 紀久代,馬場 禮子 |
概要 | 本研究では,青年期における対象関係を評価する尺度を作成した.分析1では,単純構造の尺度を目指して,各尺度の内容が重複しないよう測定内容の整理を行い,5つの測定内容を設定した.因子分析の結果 (<i>N</i>=566),「(1) 親和不全」「(2) 希薄な対人関係」「(3) 自己中心的な他者操作」「(4) 一体性の過剰希求」「(5) 見捨てられ不安」の5因子で単純構造を示す尺度構成が確認された.分析2-1では,異なるサンプル (<i>N</i>=1041) を用いて交差妥当性を確認した.その結果,分析1とほぼ同様の因子構成が見られ,5つの測定領域を設定することの交差妥当性が示された.分析2-2では,性差・年齢差の検討を行い,予想された箇所で予想された方向に性差と年齢差が得られた.分析2-3では,NEO-FFI (NEO Five Factor Inventory) を用いてパーソナリティ特性との関連を検討し,概ね仮説を支持する内容の相関が見られた.これらの結果から,作成された尺度の構成概念妥当性が確認された |
ISSN | 13488406 |
NAID | 110004353360 |