オオハシ メグミ
Megumi M. OHASHI
大橋 恵 所属 東京未来大学 こども心理学部 こども心理学科心理専攻 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2006/04 |
形態種別 | 学位論文(博士) |
査読 | 査読あり |
標題 | 個人の将来予測における『ふつう』バイアス:固有文化心理学による検討 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 東京大学大学院人文社会系研究科 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 東京大学大学院人文社会系研究科 |
総ページ数 | 109 |
著者・共著者 | 大橋 恵 |
概要 | 日本人の相対的可能性推定を西洋モデルで判断することの限界を指摘し、日本人の個人の将来予測は欧米人とは違う意味で非現実的であること、つまり、日本人にとって良い意味を持つ「ふつう」の方向に歪む傾向があることを示した。「ふつう」さの過大視は、相対的可能性推定を用いた個人の将来予測に、出来事の幸不幸にかかわらず、高頻度の出来事が平均的な人と比べて自分に起こる可能性を、低頻度の出来事が平均的な人と比べて自分に起こる可能性よりも、高く評価するだろう。これを、質問紙研究・実験室実験・郵送調査で実証し、さらに、アメリカ人でもサイズは小さくなるが見られることを見出した。 |