コウチ セイコ   SEIKO KOCHI
  高地 誠子
   所属   東京未来大学  こども心理学部 こども心理学科こども保育・教育専攻
   職種   准教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2016/10/31
形態種別 速報,短報,研究ノート等(学術雑誌)
査読 査読あり
標題 クラウス・ルンツェ「ふたつの手・12のキー」Aちいさなピアニストの ためのえほん-がくふなしで―(幼児の為のピアノ導入法としての教材研究)
執筆形態 単著
掲載誌名 (公財)日本ピアノ教育連盟 紀要
掲載区分国内
出版社・発行元 (公財)日本ピアノ教育連盟
巻・号・頁 (32),55-66頁
総ページ数 87頁
著者・共著者 高地誠子
概要 ルンツェ氏は、幼児のピアノレッスンの導入期には楽譜に拘束されずにピアノに親しみ、イメージしたことを音で表現する力をつけることが重要と考えている。そのためこの教則本では演奏に必要なテクニックや音楽的要素は絵や図形で描かれており、幼児が弾くための楽譜は載っていない。筆者はこの教育法に関心を持ち、この導入法を22年間実践してきた。その結果、幼児たちに、音でイメージを表現しようとする姿勢、音(音色)をよく聴こうとする姿勢、腕や手指を柔軟に使えるようになるなどの特徴がみられた。ここではこの教則本の内容を分析して7つの特徴を示し考察する。