デグチ ヤスユキ
YASUYUKI DEGUCHI
出口 保行 所属 東京未来大学 こども心理学部 こども心理学科心理専攻 職種 教授 |
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発表年月日 | 2011/09 |
発表テーマ | 不登校の予兆行動と 予防に関する研究 |
会議名 | 日本心理臨床学会第30回秋季大会 |
主催者 | 日本心理臨床学会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 共同 |
国名 | 日本 |
開催期間 | 2011/09 |
発表者・共同発表者 | 近藤俊明・出口保行 |
概要 | 科研採択されている不登校に関する研究の一部を発表した。
不登校の予兆行動を検証するため、計6校の、小学1~3年、小学4~6年、中学1~3年の3グループを、3年間、継時的に追跡調査した。不登校査定尺度(Kearney, 2002)を用い、(1)嫌な刺激を避ける、(2)社会的評価を避ける、(3)他者の注意を引く、(4)楽しいことが出来る、の4つの機能を持つ行動群を、学年ごとに分析した。 4つの行動群のうち、(1)嫌な刺激を避ける、(2)社会的評価を避ける機能を持った行動群が、小学1年から多くの学年において不登校に影響を与えていることが明らかになった。さらに、早期からの、上記行動群に焦点を当てた介入が、不登校の予防に有効であることが考察された。 |