トウゴ エツコ
ETSUKO TOGO
藤後 悦子 所属 東京未来大学 こども心理学部 こども心理学科心理専攻 職種 教授 |
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発表年月日 | 2023/07/09 |
発表テーマ | 地域の子どもへの支援行動および社会的子育てへの意識を規程する要因 |
会議名 | こども環境学会2023年大会 |
主催者 | こども環境学会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | ポスター |
単独共同区分 | 共同 |
国名 | 日本 |
開催地名 | 沖縄県・アイムユニバースてだこホール |
開催期間 | 2023/07/07~2023/07/09 |
発表者・共同発表者 | 藤後悦子・及川留美・柳瀬洋美・野田敦史 |
概要 | 本研究では,社会的子育てへの意識についてとりあげ,場面想定法を用いて,社会的子育てに関連する要因を明らかにすることを目的とした。オンラインの調査会社を通して2022年1月(400名)に1回目,再検査法として3週間後に2回目(200名)を実施した。場面想定法は2回目の対象者に実施している。2回目の対象者は,男性100名,女性100名であり,内訳は20歳~40歳未満100名(子育て経験有無および男女で割当各25名ずつ),40歳以上~60歳未満100名(子育て経験有無および男女で割当各25名ずつ)であった。場面想定法で予想された地域の子どもが困っている場面での支援行動を規定する要因を検討するために,デモグラフィック,社会的子育てへの意識を説明変数とした重回帰分析を実施した。結果,実際に子育て支援に関わりたいと思っている人ほど対応しており,参画意欲は若い人や子育て経験の影響が大きかった。すなわち子育て経験に類似するような子どもとの交流活動などを積極的に導入しない限りは,子どもに優しい社会の実現は難しいことが確認され,今後の政策への課題として示された。 |