ハニタ ケンジ   KENJI HANITA
  埴田 健司
   所属   東京未来大学  モチベーション行動科学部 モチベーション行動科学科
   職種   准教授
発表年月日 2010/09/17
発表テーマ エグゼンプラープライミングによる同化効果と対比効果-関与度によるプライミング効果の調整-
会議名 日本社会心理学会第51回大会(発表論文集 pp. 68-69)
主催者 広島大学
学会区分 全国学会
発表形式 口頭(一般)
単独共同区分 共同
開催地名 広島県東広島市
発表者・共同発表者 埴田健司, 村田光二
概要 本研究では、力強い人物のプライミングが、力強さを表す行動(握力の強さ)に及ぼす影響について検討した。実験では、非常に力強いと認知されている人物、もしくは力強さに関して特定の印象が抱かれていない人物のいずれかをプライミングした後、握力を測定した。その結果、力強さに対する関与度が高い参加者では、力強い人物をプライムされると握力が弱まっていた。一方で、関与度が低い参加者ではこのような効果は見られなかった。こうした結果から、ある特性を極端に持つ人物をプライムすると、その特性の関与度が高い場合にのみ対比効果が生じることが示された。