コバヤシ クミ
KUMI KOBAYASHI
小林 久美 所属 東京未来大学 こども心理学部 こども心理学科こども保育・教育専攻 職種 教授 |
|
発表年月日 | 2022/09/18 |
発表テーマ | 高等学校家庭科と数学科における教科横断授業内容と生徒の記述に基づく反応類型 |
会議名 | 日本教科教育学会全国大会46回 |
主催者 | 日本科学教育学会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 共同 |
開催地名 | 愛知教育大学 |
開催期間 | 2022/09/18~2022/09/20 |
発表者・共同発表者 | 小林久美,中和渚,齋藤和可子,高阪将人,森田大輔,渡辺快 |
概要 | 本稿の目的は,高等学校家庭科における数学科との教科横断に関する授業の内容と生徒の学習について,評価・検討を行うことである.本稿ではSTEM教育の4つの統合の度合い(Vasquez et al., 2013)に注目して2教科の教科横断の程度を捉えた.その4つの統合の度合いのうち統合の度合いが最も高いTransdisciplinaryアプローチを用いて,高等学校家庭科の授業を構想し,2022年2月に教授実験を実施した.「生涯の生活設計」における「人生すごろく」を用いた全3時間の授業である.また, 生徒のワークシートを用いて質的に記述を類型した.すごろくで仮想的に様々な人生を歩むことで,将来や今の生活に照らして考察する生徒が約7割いたことが生徒の記述から明らかになった.また,汎用的な能力につながる数学的な視点(計算, 数値を重視, 見通しを立てる・予想するなど)から課題内容を捉え振り返った生徒も少数いることが明らかになった.日本教科教育学会全国大会論文集 46回 pp.430−431 |