ホリ マサヒロ
HORI Masahiro
堀 雅博 所属 東京経済大学 経済学部 職種 教授 |
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研究期間 | 2023/04/01~2027/03/31 |
研究課題 | 経済社会の高齢化及び成長力の低下が家計貯蓄率に与える影響に関する実証的研究 |
実施形態 | 科学研究費補助金 |
研究種目名 | 基盤研究(C) |
科研費研究課題番号 | 23K0139 |
キーワード | 家計消費、恒常所得仮説、 高齢化、アベノミクス |
科研費分類 | 経済政策
経済統計 公共経済、労働経済 |
代表分担区分 | 研究代表者 |
代表者 | 堀雅博 |
概要 | 本研究は、高齢化や潜在成長力の低下が、マクロ需要の最大構成項目である家計消費に与える影響について新たな知見を見出すことを目的とする。具体的には、経済学における消費行動の標準理論である「恒常所得仮説」をベースとしつつ、①過去四半世紀の我が国世帯の消費性向の推移、及びその世代間での差異をどう説明できるか、②アベノミクス期以降に見られた消費性向の低下の要因は何か、③将来的に消費を回復させる経済政策はどうあるべきか、等の問いに答えるべく、我が国世帯の個票データを用いた実証分析を行い、研究論文にまとめる。分析を通じ、少子高齢化と潜在成長力の低下に直面する日本の家計の消費行動を理解する材料を提供したい。 |