イマイズミ サトシ
Satoshi IMAIZUMI
今泉 敏 所属 東京医療学院大学 保健医療学部 リハビリテーション学科 基礎教員 職種 教授 |
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研究期間 | 2018/04~ |
研究課題 | 発達障害における音声プロソディの解析的研究 |
実施形態 | 科学研究費補助金 |
研究委託元等の名称 | 日本学術振興会 |
研究種目名 | 基盤研究(C) |
科研費研究課題番号 | 18K0055 |
キーワード | 発達障害 、 音声コミュニケーション 、 プロソディ 、 発達性吃音、 自閉症スペクトラム |
代表分担区分 | 研究代表者 |
代表者 | 今泉 敏 |
概要 | 音声プロソディは言語情報はもちろん話者の緊張や快・不快など感情にも強く左右される。発達性吃音にみられる音声プロソディの非定型性はコミュニケーション上の障害を生み出し社会参加の制限につながりやすい。この状況を改善するために、本研究では、1)発達障害と診断された幼児、児童、成人の音声プロソディを定量的に解析する効果的な方法を提案する。健常音声を対象に開発されたX-JToBIを拡張して吃音の中核症状である音の繰り返し、引き延ばし、ブロックなどの音声現象や付随的行動を記載できる音声ラベリング法を開発する。2)ラベリングされた音声を分析して発達性吃音に特異的な音声プロソディと吃音頻度、吃音に付随して生起する話者の身体的・心理的緊張との関係を明らかにする。これらの研究を通して、吃音生起のメカニズムを明らかにし、自閉症スペクトラムなど吃音以外の脳神経発達障害の評価にも有用な効果的な音声解析法を確立する。 |