ムラヤマ ヨリコ
Yoriko MURAYAMA
村山 より子 所属 東京医療学院大学 保健医療学部 看護学科 看護学教員 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2017/03 |
形態種別 | 単行本(学術書) |
査読 | 査読あり |
標題 | 幼児を育てている母親の食に対する認識 |
執筆形態 | 共著 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 日本ウーマンズヘルス学会誌 |
著者・共著者 | 野口真貴子、村山より子、久米美代子、原田通予、飯塚幸恵 |
概要 | 【目的】本研究は。母親の食生活について着目し幼児を育てている母親の食に対する認識を明らかにする。【方法】幼児を育てている母親を対象に、半構成的インタビューを実施した。【結果】母親8名からデータを収集した。帰納的アプローチを用いてインタビュー内容を分析した結果、【夫の食に対する考え方の影響】、【自分と夫の経験してきた食の影響】、【レジャーとしての外食】、【時間がない時のできあいものの活用】、【とにかく朝食はとる】、【子どもに食べてもらえるようにする】、【お茶碗1杯が普通の主食】、【あれば食べる果物」、【自分の健康への少しの気遣い】という9つのカテゴリーで示される食に関する認識が認められた。【考察】幼児を育てている母親には、「食事ガイドライン」で示される主食の適量より少ない量でも主食は十分、摂取していると認識されていた。これは炭水化物(糖質)を制限するというダイエット法の影響ではなく、主食が少ないライフスタイルが定着していると考えられる。幼児を育てている母親の健康を支えるためには、このような日常的な食に対する認識の特徴を踏まえた健康教育や指針が必要である。 |