イマイズミ サトシ
Satoshi IMAIZUMI
今泉 敏 所属 東京医療学院大学 保健医療学部 リハビリテーション学科 基礎教員 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1999/08 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
査読 | 査読あり |
標題 | Development of adaptive phonetic gestures in children: Evidence from vowel devoicing in two different dialects of Japanese (幼児における適応的構音動態の発達:日本語2方言における母音無声化による検討) |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | Journal of Acoustical Society of America. |
巻・号・頁 | Vol.106(No.2),1033-1044頁 |
著者・共著者 | 共同執筆者:Satoshi Imaizumi, Kiyoko Fuwa, Hiroshi Hosoi |
概要 | 大阪と東京の児童に対して母音無声化の発達的変化を調べ,それを根拠に構音運動の適応的発達に関する新しい視点を提案した。従来,母音無声化は発話速度の上昇に伴って自動的に生じるとする理論と,音韻変化を齎す中枢制御によって無声化が生じるとする理論が対立していた。前者の理論では大阪方言と東京方言で発話速度を揃えても母音無声化率が異なることを説明できない。後者の理論では発話速度の変化に伴う母音無声化率の上昇を説明しがたい.そこで本論では,音韻の獲得を構音運動の環境適応的獲得と捉える視点を採用することによって矛盾のない理論化が可能であることを示した。 担当部分:研究の計画と実行.実測データに基づく矛盾のない理論化の提案 |