ハマダ ヨシキ
Yoshiki HAMADA
濵田 良機 所属 東京医療学院大学 学長 東京医療学院大学 保健医療学部 リハビリテーション学科 基礎教員 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2002/10 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
標題 | 距骨離断性骨軟骨炎に対する鏡視下自家骨軟骨移植術のこころみ |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 関節鏡 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 27(2),135-139頁 |
担当区分 | 責任著者 |
著者・共著者 | 落合聡司、井手隆俊、小野尚司、浜田良機 |
概要 | 27歳女.テニス中左足関節を捻挫し,左脛腓靱帯損傷の診断で保存的に加療された.足関節痛が持続し,受傷後1ヵ月で当科を受診した.X線像では正面像で距骨滑車内側に半円形の骨透亮像を認め,ストレス撮影では関節の不安定性は認めなかった.CT像では距骨滑車内側中央に5×14mmの欠損と遊離骨片を認めた.MRI像では母床より離開した骨軟骨片を認めた.以上より,距骨離断性骨軟骨炎,Berndt and Harty分類stage3と診断した.装具による保存的加療で疼痛の改善なく,受傷後3ヵ月で鏡視下手術を施行した.鏡視下自家骨・軟骨移植術に骨軟骨移植system,OATSを使用した.膝関節非荷重部から採取した自家骨・軟骨片を脛骨の骨孔より病巣部にモザイク状に3個移植した.最後に脛骨骨孔作成時に採取した骨片を元の位置に戻した.4週間のギプス固定後,可動域訓練を開始し,部分荷重は6週から行った.術後8ヵ月の現在,疼痛,腫脹は消失し,可動域制限なく日常生活に支障はない |