ハマダ ヨシキ
Yoshiki HAMADA
濵田 良機 所属 東京医療学院大学 学長 東京医療学院大学 保健医療学部 リハビリテーション学科 基礎教員 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2003/01 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
標題 | Deltafit7000人工膝関節置換術の特徴と臨床成績 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 骨・関節・靱帯 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 16(1),43-50頁 |
担当区分 | 責任著者 |
著者・共著者 | 杉山肇、堀内忠一、濱田良機 |
概要 | Deltafit7000人工膝関節について検討した.Deltafit人工膝関節のデザインの特徴は,関節面の形状が内外側で同じ半径をもつ同一円周上にあるため大腿脛骨関節面で接触域が広く得られ,機能軸がずれても関節面の適合性の変化は少なく,プラスティックの摩耗にも有利なことである.変形性膝関節症(OA)14例17関節,関節リウマチ(RA)10例11関節に,脛骨コンポーネントの固定法にスクリューを用い,ハイドロキシアパタイトコーティングによるセメントレス固定により人工膝関節置換術を行った結果,術後の到達屈曲角度は平均110度で,深屈曲が可能な症例は少なかった.OAとRAで最終的な獲得可動域に差はなかったが,可動域の改善角度はRA症例が大きく,RA症例に明らかに術前屈曲の著しく悪い症例があったためと考えられた.なお,コーティング周囲のクリアゾーンはなく,長期的に安定した固定性が期待できると思われた.膝蓋骨は非置換で行っているが,大きな問題は認めていない |