イマイズミ サトシ
Satoshi IMAIZUMI
今泉 敏 所属 東京医療学院大学 保健医療学部 リハビリテーション学科 基礎教員 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2002/04 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
査読 | 査読あり |
標題 | 前言語期における健聴児と先天性高度難聴児の音声の発達に関連する因子の統計学的研究-音響分析によるフォローアップ研究(1)- |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 音声言語医学, |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 43巻(2号),125-133頁 |
著者・共著者 | 共同執筆者:黄 麗輝,加我君孝,今泉 敏,新美成二,汪 潯 |
概要 | 健聴児13名,先天性高度難聴児17名を対象として,前言語期における過渡的なん語,標準的なん語,指さし行動,有意味語のそれぞれの出現頻度と出現月齢について,音声の音響分析も含め,比較検討を行い,以下の結果を得た。1)過渡的なん語の出現頻度と出現月齢には健聴児と難聴児間に有意差がなかった。2)標準的なん語,指さし行動,有意味語については,難聴児では健聴児より出現頻度が低く出現月齢が著しく遅れ,有意差があった。3)健聴児の発声は豊かなイントネーション,分化の良好なフォルマントが観測されたのに対し,難聴児ではイントネーションが乏しく,唇音化,鼻音化傾向が強かった。以上の結果から,健聴児と難聴児の音声発達の違いは標準なん語期から発現することが示された。難聴児の早期発見,早期聴能教育にあたっては,なん語の種類とその出現月齢についての正しい知識が必要である。 担当部分:音響分析と結果の解釈. |