イマイズミ サトシ
Satoshi IMAIZUMI
今泉 敏 所属 東京医療学院大学 保健医療学部 リハビリテーション学科 基礎教員 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2002/04 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
査読 | 査読あり |
標題 | 補聴月齢の異なる先天性高度難聴児の前言語期における音声の発達について-音響分析によるフォローアップ研究(2)- |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 音声言語医学, |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 43巻(2号),134-140頁 |
著者・共著者 | 共同執筆者:黄 麗輝, 加我君孝, 今泉 敏, 新美成二, 汪 潯:. |
概要 | 補聴月齢の相違が音声発達にどのように影響するかを調べるために,先天性高度難聴児17名をA,B2群に分けて調べた。8ヶ月目までの聴開始群A群4名,8ヶ月目以後の補聴開始群B群13名を対象に,過渡的なん語,標準的なん語,指さし行動,有意味語,視線によるコミュニケーション,補聴器の装用に慣れるまでの期間などについて比較検討し,以下の結果を得た。1)過渡的なん語の出現頻度と出現月齢にはA群,B群に有意差がなかった。2)標準的なん語,指さし行動,有意味語については,A群がB群に比べて出現頻度が高く出現月齢が早くなる傾向が見られた。補聴後,視線によるコミュニケーションが始まるまでの期間,補聴器の装用に慣れるまでの期間とも,A群がB群より短かった。3)A群の発声は明瞭であり豊かなイントネーションを伴った。 以上の結果から,生後8ヶ月までの期間は,早期補聴,早期聴能教育によって良好な音声を獲得できる重要な時期であると考えられる。この月齢を補聴最適性年齢と呼ぶことを提案したい。 担当部分:音響分析と結果の解釈. |