ヤマグチ イクコ
Ikuko YAMAGUCHI
山口 育子 所属 東京医療学院大学 保健医療学部 リハビリテーション学科 理学療法学専攻教員 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2016/09 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
査読 | 査読あり |
標題 | 嚥下筋の協調性に着目した機能評価-誤嚥を呈する患者の相対的喉頭位置と嚥下筋の筋電図学的解析. |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 臨床福祉ジャーナル |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | (13),62-66頁 |
著者・共著者 | 共著者:内田学, 山口育子, 真鍋祐汰, 松永美里, 宇佐美太一, 根本卓, 加藤宗規 |
概要 | [目的] 顎二腹筋と甲状舌骨筋の嚥下時に生じる協調性について評価し, 誤嚥を呈す患者の機能的特徴を明確にすることを目的とした. [対象] 施設入居中の高齢者14名であった. [方法] MWSTに準じ, 誤嚥低リスク群と誤嚥高リスク群に分類し両群間で嚥下時に発生する筋電図学的解析と嚥下時間, 相対的喉頭について比較検討を実施した. 表面筋電図学的解析は, 顎二腹筋と甲状舌骨筋を被験筋とし嚥下活動を記録した. 両筋の活動時間を, 画像にて同期した喉頭運動に合わせて細分化し比較検討を行った. [結果] 顎二腹筋前腹と甲状舌骨筋の収縮開始時間の差, 甲状舌骨筋の収縮開始時間, 相対的喉頭位置において有意差が認められた. [結語] 嚥下時の筋の活動性, 筋線維タイプは直接的な制限因子ではなく, 両筋の協調性が障害されていることが明確になった. |