ハマダ ヨシキ
Yoshiki HAMADA
濵田 良機 所属 東京医療学院大学 学長 東京医療学院大学 保健医療学部 リハビリテーション学科 基礎教員 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2003/02 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
標題 | 感染性人工関節の治療におけるセメントスペーサーモールドの使用経験 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 日本骨・関節感染症研究会雑誌 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 17,32-35頁 |
担当区分 | 責任著者 |
著者・共著者 | 佐久間陸友、 杉山肇、堀内忠一、浜田良機 |
概要 | 2001年5月~2003年2月に感染性人工関節4例に対してBIOMET社製の医療用シリコンで作られたディスポーザブルタイプのセメントスペーサーモールドを利用して作成した抗生剤含有セメントスペーサーを用いた二期的人工関節再置換術を行った.罹患部位は股関節2例,膝関節2例であった.既往歴として糖尿病が2例,直腸癌手術後の症例が1例あった.感染は全て遅発性で初回手術後平均30.5ヵ月で発症,感染発症から人工関節抜去・モールド挿入までの期間は平均13ヵ月であった.モールド挿入後は全例松葉杖を使用した部分荷重歩行が可能となり,モールド挿入後,平均6ヵ月で人工関節再置換術を施行した.現在再置換術後,平均4.2ヵ月で全例歩行可能である.なお起炎菌は2例が表皮ブドウ球菌,緑膿菌と口腔内常在菌が各1例であった |