ハマダ ヨシキ   Yoshiki HAMADA
  濵田 良機
   所属   東京医療学院大学  学長
   東京医療学院大学  保健医療学部 リハビリテーション学科 基礎教員
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2003/04
形態種別 研究論文(学術雑誌)
標題 軟部悪性腫瘍の術後経過におけるタリウムシンチグラフィーの有用性の検討
執筆形態 共著
掲載誌名 別冊整形外科
掲載区分国内
巻・号・頁 43,70-72頁
著者・共著者 佐藤栄一、河野秀樹、前川慎吾、渡邉寛、濱田良機、梅田貴子
概要 悪性軟部腫瘍12例.滑膜肉腫4例,脂肪肉腫3例,平滑筋肉腫,悪性線維性組織球腫(MFH)各2例,血管肉腫1例であった.タリウムシンチグラフィーによるSPECT再合成早期画像と後期画像の断面画像上で,病巣開心領域と健常組織関心領域の1 pixel当たりの平均カウント数を算出し,早期像において病巣集積値を健常集積値で除した値をearly ratio(ER),後期像での値をdelayed ratio(DR)とし,(DR-ER)/DRをretension index(RI)とした.MFHの1例で術後2年3ヵ月にRIが23.4%となり,CT,MRIで再発が認められた.RIが0%未満の他の症例では再発はなかった.一方肺転移巣がCTで2例に発見され,同時期のRIは各々-7.5%,-10.3%であった.タリウムシンチグラフィーによるスクリーニングは再発病巣には有効であったが,肺転移は診断できなかった