ハマダ ヨシキ   Yoshiki HAMADA
  濵田 良機
   所属   東京医療学院大学  学長
   東京医療学院大学  保健医療学部 リハビリテーション学科 基礎教員
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2003/05
形態種別 研究論文(学術雑誌)
標題 小児下腿骨骨折に対する創外固定法の治療成績
執筆形態 共著
掲載誌名 整形外科
掲載区分国内
巻・号・頁 54(5),511-514頁
担当区分 責任著者
著者・共著者 佐藤栄一、萩野哲男、前川慎吾、小野尚司、相馬真、浜田良機
概要 牽引やギプス固定等の保存的治療では,治療に難渋する小児下腿骨骨折15例17骨折に創外固定法を施行し,受傷から創外固定器装着までの期間,部分荷重期間,全荷重期間,創外固定器装着期間,脚長差,角状変形の程度,術後合併症,最終成績を調査して,本法の有用性を検討した.遷延治癒が1例あったが,全例骨癒合し,満足すべき結果が得られた.装着中にピン刺入部の管理が必要なこと,固定器のかさばりで衣服の着脱が困難であること,入浴が制限されるなどの問題はあるが,小児の下腿骨骨折例のうち,開放骨折例,多発骨折例,頭部や腹部外傷を合併した多発外傷例,牽引療法での良好な整復位の獲得や保持が困難な症例に対しては,本法のこれらの問題点を考慮したとしても,適応を制限するものではないと考えられた