トヨシマ ユキエ
Yukie TOYOSHIMA
豊島 雪絵 所属 東京医療学院大学 保健医療学部 看護学科 看護学教員 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2021/03 |
形態種別 | 研究論文(大学、研究機関紀要) |
査読 | 査読あり |
標題 | 訪問看護師が,訪問看護実習教育で大切にしている看護学生への学ばせ方 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 岐阜医療科学大学紀要 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 岐阜医療科学大学 |
巻・号・頁 | (15),47-53頁 |
担当範囲 | 本人分担部分:計画書作成、インタビュー、データ収集、分析、結果、考察、論文作成 |
著者・共著者 | 後藤雪絵、新村直子、内野聖子 |
概要 | 訪問看護師が実践している訪問看護実習指導の現状を明らかにする。訪問看護ステーションで看護学生の実習指導を行ったことのある看護師にインタビューを行い継続的比較分析法で分析した。結果、訪問看護実習指導における中核概念は≪生活を洞察する力≫であった。第1層は、訪問看護師が〔内側を見つづける〕ことを中心とした≪生活を洞察する力≫を持って看護実践している。第2層は、看護学生がめざす≪生活を洞察する力≫が実習目的となっている。このような二層構造によって訪問看護実習が成立していることが明らかになった。訪問看護実習では、学生が安心して看護実践の場に参加し、その実践や患者の反応をありのままに受け止められる環境づくりが必要である。そのためには訪問看護師と教員が連携して看護学生のアイデンティティを確立するような実習指導のあり方を検討していく必要がある。 |