イマイズミ サトシ
Satoshi IMAIZUMI
今泉 敏 所属 東京医療学院大学 保健医療学部 リハビリテーション学科 基礎教員 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2006/01 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
査読 | 査読あり |
標題 | 日本語/s/発音時の舌と下顎の動きに対するS状隆起の影響 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 音声言語医学, |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | Vol.47(No.1),34-42頁 |
著者・共著者 | 共同執筆者:佐々木具文,伊藤秀美,中原寛子,今泉敏 |
概要 | 全部床義歯製作時の咬合再構成における下顎位決定のための基礎資料を得るため,日本語/s/発音時における舌・下顎の調音運動に対するS状隆起の形態変化の影響を調べた。その結果,摩擦音産生時間,最大狭め形成時間および下顎安定時間は,/asa/より/asu/の方が長く,S状隆起添加によって/asu/の方がより延長する傾向が認められた。一方,下顎中切歯点の上下距離は,S状隆起の添加によって両被験語とも有意に延長し,これらの傾向に被験語間の差異は無いことが示された。 以上より,S状隆起部は日本語/s/発音時の舌の調音運動や下顎の上下運動と関連があること,また/asa/に比べて/asu/の方が下顎位を判断する際に有利である可能性の高いことが示唆された。 担当部分:研究計画・実験方法の開発,仮説検定,結果解釈 |