ハマダ ヨシキ
Yoshiki HAMADA
濵田 良機 所属 東京医療学院大学 学長 東京医療学院大学 保健医療学部 リハビリテーション学科 基礎教員 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2004/02 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
標題 | 山梨大学式Y2型セメントレス人工股関節の長期成績 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 骨・関節・靱帯 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 17(2),117-124頁 |
著者・共著者 | 堀内忠一、浜田良機、中島育昌、杉山肇、中村祐敬 |
概要 | 山梨大学式Y2型セメントレス人工股関節の長期成績を検討した.対象は,Y2型3本スパイク式セメントレス人工股関節(Y2型)を使用して術後10~15年6ヵ月(平均11年11ヵ月)経過した30例30関節(男性4例,女性26例・手術時平均62歳)であった.その結果,インプラント周囲のclear zoneは最終時にclear zoneの無いタイプIが13例(43%),幅2mm未満のタイプIIが11例(36%),2mm以上のタイプIIIが6例(20%),ステムの移動(平均9mmの沈下)は18例(60%)に認め,うちタイプII,IIIが14例(78%)を占めていた.ソケットの移動(全例内反移動)は20例(67%)に認め,スパイク周囲のclear zoneはタイプI 3例,タイプII 3例,タイプIII 14例で,移動の無い10例ではタイプI 4例,タイプII 2例,タイプIII 4例であった.ステムやソケット周囲にosteolysisを認めた症例はなく,線摩耗量は全例平均0.142mm/年であった.JOAスコアは術前平均45点が最終時64点となったが,歩行能力・ADLの改善が劣っていた |