ハマダ ヨシキ   Yoshiki HAMADA
  濵田 良機
   所属   東京医療学院大学  学長
   東京医療学院大学  保健医療学部 リハビリテーション学科 基礎教員
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2004/03
形態種別 研究論文(学術雑誌)
標題 上腕骨近位端骨折に対する創外固定法による治療
執筆形態 共著
掲載誌名 日本創外固定・骨延長学会雑誌
掲載区分国内
巻・号・頁 15,15-18頁
担当区分 責任著者
著者・共著者 佐藤栄一、戸島忠人、萩野哲男、前川慎吾、市川二郎、浜田良機
概要 上腕骨近位端骨折専用のダブルロッド創外固定器(エム・イー・システム社)で治療を行った7例の成績を報告した.治療方法として,可及的に良好な整復位が得られたあと近位骨片に対し2本のピンをインサータに装着して,軟骨下骨の直下まで深く刺入した.遠位骨片に対しては,三角筋-上腕二頭筋間から上腕骨骨幹端部にセルフドリリングしたあとに2本のピンを各々刺入して固定器を装着した.固定器装着期間は7~12週(平均9.3週)で,全例骨癒合が得られた.JOAスコアも70~97点(平均76.5点)と良好であり,ピン刺入部感染等の合併症を生じたものはいなかった.本法の適応は上腕骨外科頸骨折,つまりAO分類11-A,Bと考えている