サカイ ヒロヤ
Hiroya SAKAI
酒井 宏哉 所属 東京医療学院大学 保健医療学部 リハビリテーション学科 基礎教員 職種 教授 |
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言語種別 | 英語 |
発行・発表の年月 | 2000/01 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
査読 | 査読あり |
標題 | Biological fixation of the graft within bone after anterior cruciate ligament reconstruction in rabbits. Effects of the duration of postoperative immobilization
(ウサギの前十字靭帯再建術後の骨内移植片の生物学的固定:術後固定期間の影響) |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | J Orthop Sci |
掲載区分 | 国外 |
巻・号・頁 | Vol 5,pp.43-51 |
著者・共著者 | Sakai H, Fukui N, Kawakami A, Kurosawa H |
概要 | 前十字靭帯(ACL)再建術後の固定期間が骨内での移植片の生物学的固定に及ぼす影響を調べるために、ウサギ27匹でACL再建術を行い、ウサギを5つのグループ(固定なし、1、2、4、6週間の固定)に分けました。すべての動物は術後6週間で殺処分し、移植片と骨のトンネルの界面を生体力学的および組織学的に検査しました。固定群では、引張破壊試験でほとんどの試験片が移植片の関節内部分で破壊しました。これらのグループ間で最大荷重に有意差はありませんでした。非固定群では、すべての試験片が移植片を大腿骨トンネルから引き抜くことで破壊し、最大荷重は他のグループよりも低かったです。組織学的には、繊維組織からなる界面で新しい骨の形成と時折コラーゲン繊維の連続性が観察されました。非固定群では、移植片が骨壁を覆う線維組織から部分的に剥離していた。非固定はACL再建後の骨トンネルにおける生物学的固定プロセスを遅らせ、固定がスムーズに進むためには一定期間の固定が必要であると結論付けられた。 |