ハマダ ヨシキ
Yoshiki HAMADA
濵田 良機 所属 東京医療学院大学 学長 東京医療学院大学 保健医療学部 リハビリテーション学科 基礎教員 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2004/03 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
標題 | 創外固定器により治療した腰椎破裂骨折の1例 |
執筆形態 | 共著 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 15,89-92頁 |
担当区分 | 責任著者 |
著者・共著者 | 戸野塚久紘、萩野哲男、原田純二、前川慎吾、佐藤栄一、浜田良機 |
概要 | 51歳男.約4mの高所より転落して受傷した.X線およびCT所見からDenis分類type Bの第2腰椎破裂骨折と診断,直ちにキャンパス牽引を開始した.翌日には初診時15°後彎位であった第1-第3腰椎間が19°の前彎位となり,第2腰椎椎体高前後比率は初診時の50%から87%まで改善した.しかし牽引保持に伴う苦痛が強かったため,受傷後10日目に脊椎創外固定術を施行した.術後の整復状態は良好で,3日目より車椅子乗車を許可,両踵骨骨折を合併していたため荷重歩行は7週目に許可し,3ヵ月目に創外固定器を抜去した.創外固定中,長時間の立位・座位による腰背部痛の訴えはなく,神経麻痺などの合併症も認めなかった.術後8ヵ月の現在,良好に経過している |