ハマダ ヨシキ
Yoshiki HAMADA
濵田 良機 所属 東京医療学院大学 学長 東京医療学院大学 保健医療学部 リハビリテーション学科 基礎教員 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2004/06 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
標題 | 特発性大腿骨頭無腐性壊死の自然経過 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 骨・関節・靱帯 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 17(6),713-720頁 |
担当区分 | 責任著者 |
著者・共著者 | 中島育昌、山本泰宏、浜田良機 |
概要 | 厚生労働省調査研究班作成の診断基準,病型,病期分類に基づいた40例75関節(男性16例,女性24例・平均44歳)を対象に,特発性大腿骨頭無腐性壊死症(AN)の自然経過について調査した.背景因子はステロイド性が59関節,アルコール性が12関節,狭義のものが4関節で,初診時の病期分類ではStage 1:8関節,2:3関節,3A:31関節,3B:28関節,4:5関節であった.更に病型分類はType A:15関節,B:18関節,C-1:28関節,C-2:14関節で,経過観察期間は平均5.5年であった.その結果,1)病型と最終調査時病期の関連性では,Stage 3A以上に進行した例はType C-2で79%,C-1で54%と高率にみられ,Stage 3B以上に進行した例はStage C-2で50%,C-1で21%と両者間に有意差が認められた.2)疼痛との関係ではStageが進むほど疼痛を有する割合が高くなり,変形性関節症に移行した症例が37%であった.3)Stage 1では骨頭変形が少なく,保存療法で対処可能と考えられた |